グリム「上がりました!」
チョッパー「グリム! こっちへ来い! 俺の後ろにつけ!」
グリム「了解です。それであの、後ろについて援護するにあたって聞いておきたいことが」
チョッパー「なんだ。何でも聞いてみろ」
グリム「エースにはナイト エース、ソルジャー エース、マーセナリー エースといろいろなタイプがありますが、チョッパー少尉はどのタイプですか?」
チョッパー「俺か? 聞いて驚くな」
グリム「(わくわく)」
チョッパー「俺はダンガード エースだ」
グリム「ダンガード……ってなんですか?」
チョッパー「なんだ知らないのか? 父と知らずに父親に鍛えられて惑星プロメテへの移住計画の中核となるパイロットになる物語だ。耐えろしごき、超えろ限界だ」
グリム「しごき、ですか。大変ですね」
チョッパー「なんてことはないぜ。力試すにゃ、ちょうどいい」
グリム「僕には真似ができないなぁ」
チョッパー「グリム、おまえには尊敬するアニキがいたよな」
グリム「そうですけど」
チョッパー「じゃあ、おまえは兄さんに追いつき、追い越せ、だな」
グリム「ええっ!? 兄さんですか?」
チョッパー「その名もグリム、空軍パイロット~♪」
ナガセ「顔を真っ赤にして熱唱しないでよ」
チョッパー「落ちる夕日の太陽も俺の顔も君の顔も真っ赤だからいいんだよ!」
ナガセ「えっ。なぜ分かったの? チョッパーの台詞があまりに恥ずかしくて私の顔も真っ赤なのを」