ACE COMBAT 3は2040年という、かなり遠い未来の設定です。
だから、「レナはフランカーに乗れていいな」といった台詞に、かなり違和感があるのは事実でしょう。
たとえば、WikiPediaのエースコンバット3 エレクトロスフィアには以下のような記述があります。
当該の航空機メーカーからライセンスを取得せず愛称の実名を使用していることと、F-22c,F-18Iなどと数世代分改良されているが、2040年という未来で現用機を使い続けるのは非現実的なためだと思われる
やはり、20世紀の機体が2040年で現役であるのは非現実的と思うのが普通なのでしょう。
しかし、意外などんでん返しが! §
何気なく、WikiPediaのB-52 (航空機)を見ると意外な文章が。
こうして、最後の「爆撃機らしい爆撃機」B-52は、有力な後継が登場しないままに生き残り、減勢しながらもなお、アメリカ空軍の爆撃機戦力の一翼を担い続けている。現在使用されているB-52は、最終量産型のH型のみ71機だが、アメリカ空軍は今後も延命措置などを行い、2045年まで使用する予定であるがさらに延長される事も否定できない。
こ、これは!
2045年まで使用する予定だと!?
2040年よりも5年も超過してるじゃないか!
しかも、更に延長される可能性だって!?
つまり、ACE COMBAT 3の空にB-52が飛んでいても、非現実的ではないということか!?
XFA-36A GAMEの編隊にエスコートされながら飛ぶB-52の編隊があっても、非現実的ではないということか!? (いや、やっぱり飛んでいるとしたらゼネラル所属だろうという気がするし)
感想 §
2040年はそれほど遠い未来ではない……、とACE COMBAT 3発売から既に約10年が経過した今なら思えます。
1999年の未来を舞台にした多くの作品があっさりと過去のものになったことを考えれば、やはりACE COMBAT 3が過去になる日はあっさりとやって来るのかも。
少なくとも、B-52が飛び続けている間は、遠い未来ではないような気もします。