2008年06月05日
トーノZEROアニメ感想ポケットモンスター total 4782 count

平面じゃないカエルを腹に抱えて戦えひろし、じゃなかったヒロキ!

Written By: トーノZERO連絡先

 トーノZEROのアニメ感想です。

 今日のポケモンDPの感想。

サブタイトル §

「ノモセ大湿原のグレッグル祭り!?」

あらすじ §

 サトシはノモセジムのジムリーダー、マキシに挑戦します。

 しかし、今日はダメだと言われ、マキシが審査委員長を務めるグレッグル祭りに連れて行かれます。

 そこで、前年度チャンピオンのヒロキが、自分のグレッグルの嫁にジョーイさんのグレッグル(グレミ)を欲しがっている場面に出会います。グレミはそれをいやがっています。タケシはジョーイさんを救うために自分のグレッグルで出場します。

 決勝まで残ったタケシは、前年度チャンピオンのヒロキのグレッグルと対戦します。その途中でロケット団が巨大グレッグルメカ乱入して、優勝者に贈られる王冠と、成り行きで大量のグレッグルを奪おうとします。しかし、グレミの技でそれを撃退します。

 その功績により、今年の優勝者はグレミと決まります。

 最後にみんなでポケモン音頭を踊りますが、ヒカリだけは遠慮します。

感想 §

 あーっ、面白い!

 しかも、この話の面白さは三重になっています。

 第1のレイヤーは、もちろんグレッグルが集まるお祭りという面白さ。素人が見ると区別が付かないグレッグル達で盛り上がる面白さ。

 第2のレイヤーは、マキシという人物そのものが持つ豪快で面白い魅力。プロレスネタのも入ってます。

 第3のレイヤーは、もちろんど根性ガエル。ヒロキはひろし、グレ吉はピョン吉、グレ吉が腹に必ず付いているのはもちろんピョン吉と同じ位置。「根性根性、ど根性」もそうだし、ジョーイさんの表情等にど根性ガエルっぽい表現もあり。そこがまた、ジョーイさんの新たな魅力の表現になっている側面もあって、単なるネタにとどまりません。見物人に、ねじり鉢巻きの梅さんっぽい人もいたし。

更に感想 §

 審査員はマキシ、ジョーイ、駅長マスキさん。この駅長マスキさんはマスキッパっぽいのか、面白い人ですね。

 コジローとマスキッパが出会ったノモセ大湿原、というのも世界の広がりと深さを感じさせるいい話です。

今回の一言 §

 ダイヤモンドとパールがちりばめられた王冠が与えられる……というのも、作品のタイトルのもじり。作品のタイトルのダイヤモンドとパールは、ゲームのパッケージの名前なので直接アニメの作品とは結びつきません。しかし、こうやって関連性を示すのはいい感じですね。

訂正記録2008/06/06 §

 ご指摘によりロケット団の狙いが「グレッグル」ではなく「王冠」であったことを訂正。また、「ジョーイさんのグレッグ」を訂正すると共に、名前を「グレミ」と明記。(ただし、エンディングのキャストに名前がないので、「グレミ」「グレ吉」の表記が正しいかは未確認)

 もう1つ、後で気づきましたが、最後に「音頭」を踊るのは、ど根性ガエルのエンディング(の1つ)が「ど根性ガエル音頭」だからですね?