2008年06月27日
川俣晶の縁側ソフトウェアMagSite1開発日誌 total 2126 count

MagSite1で稼働するオータムマガジンの総コンテンツ数が9000を突破・それが何を意味するのかというと……

Written By: 川俣 晶連絡先

 この文章を書いている今現在、オータムマガジンに含まれる総コンテンツ数は9116個となります。

 オータム日記NEXTや、トーノZERO歳といった先行サイトから取り込んだ分もあるものの、おおむね2003年ぐらいから2008年までで9000個程度のコンテンツを書いたことになります。よく書いたものだと思いますが、それはさておき。

 実は、MagSite1の開発を開始した段階で、コンテンツ管理の基礎部分は「1万コンテンツに耐える」という前提で開発しました。実際に、ダミーデータを1万個生成し、それを使ってテスト動作させつつ、許容できる時間内に応答できることを確認していました。

 (もっとも、この「許容できる時間内」というのはサーバの性能や負荷にも左右される曖昧なものでしかありませんが)

 そして、総コンテンツ数が9000個を超えたということは、設計時の想定水準が近づいてきたことを意味します。

 この先、どのように対処するかは未定です。

 考えられる主要な対処としては、以下のようなものがあります。

  • サーバをもっと速くする (あまりに付け焼き刃だ)
  • RDBに格納して効率アップを狙う (変更に弱いRDBを使うのは将来の設計変更への過大な足かせだ)
  • XMLDBを使う (コスト等の様々な理由により、この程度のアプリでは非現実的)
  • コンパクトな簡易不定形スキーマレスDBを開発する (理想的だがそれに要するコストと時間は現実的ではない)
  • ひたすらベタなコード改善を繰り返して何とかする (文字通りベタだ)

 しかし、他のアプリでもデータのストレージが大きな問題になっているのは事実なので、そろそろ打開しないとならないのも事実。難しいところです。