2008年09月04日
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原点回帰するロケット団、原点回帰するロボットアニメ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 トーノZEROのアニメ感想です。

 今日のポケモンDPの感想。

サブタイトル §

「原点回帰だロケット団!?」

あらすじ §

 ヒカリのポッチャマは頑張りすぎて倒れてしまい、ポケモンセンターに担ぎ込まれます。

 ポケモンスクールで良い暮らしをしてすっかり太ったロケット団は、原点回帰を目指し、痩せて格好良くなります。そして、モンスターボールを盗むためにポケモンセンターを襲撃します。

 原点回帰して強くなったロケット団は格好良く、ポッチャマの攻撃も効きません。しかし、奪ったモンスターボールを奪還され、最後にはピカチュウの電撃でメカを破壊されます。電撃対策していないメカは、ロケット団の原点であり、そこに回帰していたのでした。

感想 §

 今回のテーマはロケット団の原点回帰ですが、実はロケット団のメカが使う技の数々も、いわばロボットアニメの原点回帰のようなものですね。特に良いのが、ロケット団パンチ!! 一世を風靡した(あらゆるロボット玩具に装備された時代もある)あの武器の名前にそっくり。

 しかし、何と言っても素晴らしいのは、ひたすら格好良く強いロケット団をきっちり描きつつ、「電撃対策していない」という初期のロケット団メカの特徴まで原点回帰して負けていくところ。それでこそ僕らのロケット団だ!

今回の一言 §

 しかし、真の見所は実はヒカリが「オーキド博士、ありがとう」とオーキドの名前を呼んだところかもしれません。いつもは「川柳の人」というし、今回も最初はそう言ったにも関わらず、アドバイスを受けた後はきちんと名前を呼んでお礼を言っています。

 つまり、ヒカリは「オーキド博士」という名前も知っているし、そういう言い方もできる娘なのです。それなのに、普段はあえて「川柳の人」と呼んでいたことになります。それは、無理矢理背伸びをしてオーキドやサトシと同格の存在を装うための一種の演技なのかもしれません。しかし、オーキドから親身のアドバイスを受けたとき、その「同格を装う演技」は消え去ります。オーキドから意識され、愛されていることに気付いたとき、彼に対して突っ張る必然性が無くなり、彼から与えられるものを素直に受け取る気持ちになったのでしょう。だからこそ、その瞬間に「川柳の人」という呼び方をあえて行う必要性が消失したのかもしれません。

 であるから、非常にさりげなく、注意していないと聞き流してしまいそうなこの台詞こそが、今回の真の見所なのかもしれません。

 ……といっても、またヒカリはオーキドを「川柳の人」と呼ぶかもしれません。しかし、その時は愛すべき親しい人物だからこそ、そのように呼ぶことになるのでしょう、たぶん。いや本当にそうかは知りませんが (汗。

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