トーノZEROのアニメ感想です。
今日のポケモンDPの感想。
サブタイトル §
「浮かぶ未確認怪物!?」
あらすじ §
サトシ達は、ポケモンサマースクールで出会ったアオイの実家を訪問します。
育て屋の娘であるアオイは、父母が不在の間に、預かったポケモンをベロベルトに進化させてしまうという、育て屋としてはやってはならないミスをしてしまいます。
アオイは、運搬の便宜のためベロベルトの首に風船を付けて洞窟に隠します。しかし、空腹になるとベロベルトは外に出て食べ物を求めていました。それが、目撃され、エリマキ怪物として話題になります。
ロケット団は、ポケモンフーズでエリマキ怪物をおびき出して捕獲しようとします。しかし、サトシ達は撃退します。
アオイの父母が家に戻り、全てが父母に対して明らかになります。父母は、やってはならないことをやってしまった結果をどのように付けるかを悩みます。しかし、預けたトレーナーはベロベルトに進化したことを喜び、今回に限っては問題は解決します。
アオイの両親は、アオイ弁護するサトシを見て、婿に取ることを考えます。
感想 §
今回の主役は、実はアオイの父母ではないかと思います。
この2人は、娘がやってしまった決定的な問題にどのような決着を付けるか、とても悩んでいます。重大な問題であるから、大きな責任を娘に取らせねばならないし、自分たちも責任者として責任を取る必要があるでしょう。しかし、可愛い娘に厳しい罰を与える行為は、どうしても気が進まないでしょう。いずれにしても、この一家は無傷では済まないことになります。
そのような状況下で必死に娘のために語ってくれるサトシは、本当に両親から見て好ましい男の子に見えたはずです。婿にしたい、というのも本心からの感想でしょう。
結局、預けたトレーナーが進化を喜んだ結果として、問題はうやむやになりました。しかし、そのことで最もホッとしたのは、おそらく両親だと思います。その気持ちが伝わってくるような、良いエピソードでした。
それはさておき、あの男の子っぽいアオイの母親がこれほどの美人とは。アオイの将来も楽しみですね。結婚しても損はないかも。
今回の一言 §
TVアニメのポケモンの初期の時代に監督を務めていた日高政光監督の新作TVアニメ「鉄のラインバレル」が放送中です (放送局情報)。ポケモンや、それ以前の監督作品である獣戦士ガルキーバにも通じる良心的な作品作りをしていると思うので、初期のポケモンが好きな人はチェックしてみても良いかも。最低のダメ少年である主人公を、愛をもってきちんと描いているところが見事。
ガルキーバを見たとき、この監督ただ者ではないと思いましたが、同じ名前をポケモンで見たときは大いに納得したものです。