2008年12月25日
トーノZEROアニメ感想ポケットモンスター total 3208 count

なんとポケモン育成の長期戦略を立てて実践できる懐の深さを持つチャレンジャー、サトシ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 トーノZEROのアニメ感想です。

 今日のポケモンDPの感想。

サブタイトル §

「ミオジム戦!はがねのバトル!!」

あらすじ §

 サトシはトウガンとジム戦を行います。

 一度、戦闘不能までダメージを蓄積されたヒコザルの再起用や、キーとなる第3戦に初ジム戦となるグライオンを起用する等の意外性のある戦略で、サトシは鉄壁の防御を持つジムリーダー、トウガンに勝利します。

 サトシはマインバッジをゲットします。

感想 §

 今回の目玉は2つあったと思います。2つもあるとは、なんてゴージャス!

 1つは、急速に存在感を拡大させつつあるジムリーダーの魅力。何と言っても、派手なアクション、背景の爆発、濃いキャラクターで迫って来るトウガンの魅力は満点。まず彼自身が印象に残る人物です。

 しかも、彼は単に強い存在ではありません。ジムリーダーとして対戦相手を見極め、対話する存在です。自らの勝利のために戦うと同時に、サトシを見守る視線も持ちます。

 2つめは、根性で押し切ろうとしているように見えつつ、実は高度な計算と長期的な戦略を持つチャレンジャー、サトシです。ヒコザルの再起用も驚きましたが、何と言ってもキーとなる第3戦に初ジム戦のグライオンの起用は驚きものです。負けても止む無しの第1戦ではありません。しかし、サトシが少しずつグライオンを鍛えて来たのも事実です。様々な機会にバトル等の経験を積ませ、徐々に力を付けてきたのは事実です。それは、ポケモンを育てる長期戦略をサトシ自身が持ち、それを実践してきた結果でしょう。そういう意味で、サトシは見かけ以上の大物であることを、このジム戦で証明したことになります。

 そのサトシの懐の深さが、彼自身をもっと別の世界に連れて行ってくれるのでしょう、たぶん。

今回の一言 §

 「負けましたね父さん」と言われて「うん」とうなずく瞬間のトウガンの表情がいい!