トーノZEROのアニメ感想です。
今日のポケモンDPの感想。
サブタイトル §
「ポケモンでギザ元気!スペシャル」として以下の2話を放送。
「さびしがりやのユキカブリ!」
「進化!その時ポッチャマは!?」
あらすじ「さびしがりやのユキカブリ!」 §
サトシ達は、友達がおらず寂しいユキカブリと出会います。
ハヤシガメは鈍重さゆえに、どうしても他のポケモンに遅れを取ることに苦悩していました。
サトシ達は、ロケット団の2回の襲撃を受けます。
ユキカブリとハヤシガメはロケット団に奪われますが、ハヤシガメは脱出に成功し、ユキカブリの技によって助けられます。
ハヤシガメはユキカブリを助けるために必死になり、新しい技を覚えて素早く岩場を走り、ジャンプしてユキカブリを助けます。
ユキカブリは子供達という新しい友達を得、サトシ達と分かれます。
感想「さびしがりやのユキカブリ!」 §
やられた!
てっきり、ユキカブリの話だと思うではありませんか。
しかも、人なつこく近づいてくるとなれば、ユキカブリを仲間にする話だとも思えます。
ところが、実際の見せ場はノーマークだったハヤシガメ。ユキカブリは、サトシのポケモンにならず、分かれてしまいます。
しかしこれは良い話です。特に、ハヤシガメの屈折した心情と、それをはね除けて活躍するダイナミックさは魅力がありますね。
いい話です。
それから、表情やポーズが良かったと思います。ロケット団の名乗りもダイナミック。凍らされる一同の凍り付いた表情も面白かったし。そういう意味でもいい話でした。
あらすじ「進化!その時ポッチャマは!?」 §
ポッチャマは、ポッタイシへの進化の時を迎えていました。しかし、ポッチャマは我慢によって必死に進化を押さえていました。
その理由は、ポッチャマとヒカリの初めての出会いにあり、ポッチャマのままヒカリを守ると決めたからでした。
それを知ったヒカリは、進化させないでポッチャマのままやっていくことを決意します。その決意を現実のものにするため、進化をさせない「かわらずの石」をジョーイさんから受け取ります。
感想「進化!その時ポッチャマは!?」 §
マスコット的なパートナーポケモンを進化させるか否かは難しい問題であり、サトシのピカチュウでも重大な問題としてストーリーに描かれていたと思います。サトシは最終的にピカチュウを進化させないことを選び取り、ハルカは最初のポケモンであるアチャモをワカシャモ→バシャーモ進化させていくことになります。
ではヒカリの場合、どういう選択を選び取るのか……がついに問題になったわけです。
そこでキーとなるのは、ヒカリとポッチャマの出会いという劇的な事件です。これは、ヒカリにとってもポッチャマにとってもインパクトのある大きな出来事であり、2人の関係を決定づけるものであったわけです。
であるからこそ、ポッチャマはその関係性を変化させてしまうリスクを持つ「進化」を素直には受け入れられないわけですね。
ポッチャマはヒカリを守るナイトであると同時に、ヒカリに可愛がられるマスコット的な存在でなければなりません。身近にあってヒカリを守るためには、まず可愛い存在でなければならないのです。男らしく重厚で強い存在は、どうしてもヒカリとの間に距離を作ってしまいます。
……とすると、実はポッチャマの今後は「身体は子供、頭脳は大人」?
今回の一言 §
アイキャッチとかいろいろ変わった?