通院の帰りに都立中央図書館に寄り道してきたわけですが。
2冊の本を見てきました。
東京電力三十年史 §
分厚さに圧倒されました。
とても片手間に眺めて済む本ではありません。
パラパラとめくって、「15万ボルトケーブルの都内導入」など、何枚かの地図のあるページだけコピーをもらってきました。通常、地図を見ても分からない地中送電線の経路が少し描いてあったので。
それにしても、圧倒されるボリュームです。
帝都地形図 第3集 (コレジオ) §
すまん。すっかり私が間違ってました。
これは凄い地図集です。
1/3000という破格の大縮尺帝都地図です。
見て一発、目から鱗が落ちまくり。
下高井戸の吉田園プールらしい四角い輪郭はこれ以上ないぐらい明瞭に描かれているし。
七軒町駅の上り下り双方のホームの位置も具体的に描かれているし。
北沢川 松原赤堤支流の経路に至っては画期的な記述がいくつも。まず、上流から来て世田谷線合流直後、現在はすぐ世田谷線西側に流路が移ります。しかし、この地図ではかなり長距離、東側を流れ下ります。また、世田谷線合流点の少し上流に、ため池のような丸い領域も描かれています。そして、上流端にははっきりと池とその中の島、島に渡る陸峡、島には鳥居のマークが。これが弁天様ですね。
ともかく酔えました。
これが欲しい!
しかし、べらぼうに高い!
全巻セットで定価:360,000円+税って何ですか!
仕方がないので、これからは都立図書館に行ったときによだれを垂らしながら見ることにします。(開架だからすぐ見られるよ!)