2009年05月04日
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府中市郷土の森博物館・市制施行55周年記念 特別展 武蔵府中と鎌倉街道 ~歴史の道を歩く~

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は府中市郷土の森博物館市制施行55周年記念 特別展 武蔵府中と鎌倉街道 ~歴史の道を歩く~に行ってきました。

 理由は、鎌倉街道といえば下高井戸から見れば他人事ではないことと、かなしい坂についての疑問を決着させるためです。結論から言えば、前者は空振り。後者はおおむね充足できました。

市制施行55周年記念 特別展 武蔵府中と鎌倉街道 ~歴史の道を歩く~ §

 鎌倉街道は主に上道、中道、下道からなり、下高井戸を通るのは中道の支道のようです。というわけで、もちろんここでの主役は府中を通る上道でした。下高井戸を通る道は、鎌倉街道の全体像を示す地図にも書き込まれておらず、まったくのスルー状態でした。

 しかし、鎌倉時代の府中の位置づけ、ムードを知るには良い展示でした。いざ鎌倉の主要な武士は上道に沿って存在していたわけですね。

常設展示 §

 過去に見ているはずなので、軽く流すだけにしました。

 それにしても、巨大な府中の模型は圧巻。そこから情報を読み取れるだけの知識がないのが残念。

かなしい坂 §

 ミュージアムショップで売っていた「府中市郷土の森紀要第12号(1999.3)」に「府中用水に関する地理的研究(3)多摩川低地の地形と府中用水 高橋睦人」という記事がありました。ムダ堀の位置も示してあり、大当たりです。この件は別途書きます。