まだ、こんな見落としがあったとは。
Hexic2は実績の解除という観点でプレイしたので、マラソンで解除できる実績を全て解除した後は、ずっとやっていませんでした。バトルばかりやっていたのは、そこに未解除の実績があったからです。
しかし、バトルは疲れていると堪えるので、久々にマラソンを始めました。そして、しばらくして気付きました。
もしかして、今までずっとマラソンというゲームの本質を誤解していたのではないか?
これまでの解釈 §
- スターを作り、5~6個のスターからルビー1つを作る
- これを繰り返す
- 5~6個のルビーからブラックパール1つを作る
- これを繰り返す
- 3,5,6個のブラックパールからクラスター、ライン、フラワーを作ってゲームを完了する
どこが間違っているのか §
上記の解釈には1つだけ決定的な誤りが含まれます。
それは、ラインの生成物は1つとは限らない、という点です。
やり方は簡単で、5個を超えるタイルでラインを作るだけです。生成される成果物は「ラインに使用したタイル数-4」です。つまり、以下のような関係があります。
- 素材5個→成果物1個
- 素材6個→成果物2個
- 素材7個→成果物3個
- 素材8個→成果物4個
- 素材9個→成果物5個
- 素材10個→成果物6個
- 素材11個→成果物7個
実は、成果物が5個を超えるとこれは即座にラインを構成してしまうので、第2段階の成果物まで一気に生成されてしまいます。
- 素材9個→成果物5個→第2段階成果物1個
- 素材10個→成果物6個→第2段階成果物2個
- 素材11個→成果物7個→第2段階成果物3個
これが何を意味するのかといえば、以下の通りです。
- ブラックパール1個を製造するには、たかだかスター9個があればよい
あるいは、以下のようなことも言えます。
- ルビー4個を生産するには、たかだかスター8個があればよい
- ブラックパール4個を生産するには、たかだかルビー8個があればよい
つまり、ブラックパール4個は、たかだかスター16個で製造できます。(スター9個でブラックパール1個を製造する場合、ブラックパール4個はスター36個を必要とするが、この半分で良い)
もちろん、スター11個からブラックパール3個を得る方が効率は高いのですが、これはかなり大変なので、現実的にはスター16個でブラックパール4個を製造する方がずっとやりやすいと思います。
実体験 §
スター8個からルビー4個を製造する、という作業は実際にやって実現できることを確認しました。
映像資料 §
スター11個からブラックパール3個を製造する映像がYouTubeにありました。
考察 §
タイルは5個並ぶとラインを構成してしまうので、5個を超えたラインを作るためには、中間に穴を開けておき、最後にその穴にタイルをはめ込むことが必要とされます。この作業は、4+4のラインの中間に最後に1つタイルをはめこむ9個までは簡単にできます。これを超えた長さのラインは工夫が必要になります。上記の2つの動画は別の方法で11個のラインを成功させています。
もう1つの問題は、ボードの広さに限りがあることです。ボードのエッジの近くは自由にスターペアを移動できなくなり、自由に思い通りに配置ができなくなる可能性があります。その点で、容易にできるのは7~8個ぐらいまでで、それを超えると周到な計画を必要とすると思います。
ちなみに、スターペアでは上手くタイルを持って行けない箇所にタイルを送り込むのに、エメラルドが使用できるかもしれません。しかし、それを行うには「タイルを意図した場所に持っていく」スキルの他に、「エメラルドを意図した場所に意図した角度で持っていく」スキルも必要になります。これについても若干研究をしていますが、あまり重要ではないのかも。
ワープ進化方式の利点 §
ルビーを経由せず、いきなりスターからブラックパールへと姿を変える「ワープ進化」には1つの決定的な利点があります。それは、スターは2個セットならたいていの場所に自力で移動できることです。つまり、スターのラインは他のタイルのラインと比較して、格段に組みやすいのです。
補足・ダメな方法 §
単純に隙間を取りつつ縦にスターを5個を並べてその上で新規のスター作成に成功すると、スター6個→ルビー2個ではなく、ルビー1個+スター1個に変ることが多いような気がします。これは、ルビー1個が生成された後で上からスターが落ちてくる形になるからだろうと思います。ですから、より多くの成果物を得るには結果としてスターが並ぶ形になるのではなく、意図的に並べておいて隙間にスターを入れる方式が望ましいかもしれません。
感想 §
バトルをやりまくっていると、ラインから2つのエメラルドが生成される場面はしばしば見かけます。それゆえに、バトル経験を踏んだ今だから気付くことができたやり方だとも言えます。
しかし、半信半疑でした。そんな上手い話があるものかと思いました。
ところが、やってみるとあれだけ苦労したルビーが、スターわずか8個から4個も製造できました。まさに愕然。