2009年05月20日
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タモリ倶楽部『大好評・歩いて探る江戸の歴史・三田用水のこん跡巡り水路の歴史』感想

Written By: 川俣 晶連絡先

 タモリ倶楽部『大好評・歩いて探る江戸の歴史・三田用水のこん跡巡り水路の歴史』(2009年5月15日の金曜深夜放送)を、昨日やっと見ました。

 感想は……。

 凄く楽しそうじゃないか!!

 いいなあ、ああやって趣味人が自分のとっておきの地図を持ってあれこれ話しながら歩くのは楽しそう。

 (とっておきの地図を持って、という点が重要!!)

 三田用水が面白い題材だというのも良く分かりました。

 この立体感のあるロケーションに、谷を渡るための仕掛けという魅惑の数々。

 実際に行けないのにうかつなことを書くのもあれですが、三田用水跡は一度は歩いてみたいですね。

テレビはつまらないか? §

 テレビはつまらなくなったから見る価値はない。誰も見ていない。といった主張を真顔でする人がいますが、それは嘘だと思います。全ての番組が全ての人に面白いわけもないし、誰も見ていないならスポンサーが金を出すはずがありません。まず、テレビを見てもつまらない人は、別の誰かに向けた番組しか見ていないか、あるいは自分がスポンサーから見て魅力のない人間なのだと思う方が妥当ではないでしょうか?

 ……という前提で考えれば、この内容は凄いですよ。いったいどれほどの人がこれを見て喜ぶのか良く分からないし、完全にビジネスという観点からはみ出した電波の私物化という気もします。それが成立する余地がある以上、やはりテレビの価値はあると思います。

言うだけならタダなので言っておくが §

 タモリさん、江川さん、玉川上水下高井戸分水を歩くときは絶対に呼んでくれよっ! たぶん、これを情熱を持って語れるのは私ぐらいしかいないから。まあそれは、あまり魅力がないという事実の裏返しなのだが……(汗)

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