桜上水Confidentialさんが明大前が高架になる?, 京王線立体化考で取り上げていらっしゃいますが、どうやら明大前から上北沢にかけての「開かずの踏切対策」として「高架にする」という対応に対して「地下にしろ」という運動があるようです。
小田急でも類似の事例があり、その時は対岸の火事としてみていましたが、まさか地元の明大前、下高井戸、桜上水、上北沢がストレートに巻き込まれる事態があろうとは。
とりあえず、思ったことをアトランダムに。
- どちらにしても、下高井戸駅に残る歴史的な痕跡はおそらく消えてなくなるだろう
- 地下の方が「安い」というのは、素人の部外者の印象としては「本当かいな」と思えるが素人なので何とも言えない
- それにも関わらず、現在の世の中の流れとしては「地下化」なのだろう
- しかし、明大前は既に京王線の下に井の頭線があり、かなり深く掘る必要がある (もともと井の頭線の下にあった小田急を地下化するのとは順番が違う)
- その上、出口の先の八幡山は高架駅なので、高低差のアップダウンが激しい。エネルギーの無駄遣いにならないだろうか? (流行り言葉で言えばエコではない?)
- 桜上水Confidentialさんが書いている通り、上北沢駅どうするの?
- 高架になれば首都高速4号と合わせて中間領域が高架の谷間になるというのは、確かに言われてみればその通り。圧迫感はあるだろう。とはいえ、それほど広い地域というわけでもない (しかし、face&hair SANOはその谷間に落ちる)
- 下高井戸駅の現在の建物はどちらにしても役目を終える。ロスの多い構造(目の前にホームがあるのに、かなりの距離を歩かないとホームに出られない)は変化するのだろうか? (昔は一瞬でホームに入れたのだ。踏切を通過する必要さえなければ)
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「京王線地下化実現の会」明大前支部 世田谷区松原一丁目まちづくりを考える住民の会【人と緑は地上に 地下で支える京王線】のサイトは具体的な問題をあまり明確に示しておらず、危機感、不快感を煽って感情に訴えかける構成で今ひとつ信用がおけない
念のために言えば私は高架、地下のどちらの味方でもありません。住んでいる場所も線路から比較的離れているので、たぶん高架になっても影響はないでしょう。踏切での待ち時間も気になるほどではありません。この問題は、どちらかといえば「巨額の費用を使う価値がどこまであるのか」「巨額の費用が本当に適切に使われるか」という点に興味があります。