2009年09月29日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 5062 count

ヤマトの主題歌は「お葬式バージョン」の方が好きだ!!

Written By: トーノZERO連絡先

 CD RECORDER/CASSETTE DECK CC-222SLMKIIが居間のオーディオに設置されたので、テスト的に古いカセットをCD-Rに焼いてみました。最初の1本はいろいろ入っていましたが、マジンガーZ、グレートマジンガー、アルプスの少女ハイジの主題歌等(全て本放送)。更に2本目にテストしたカセットには、宇宙戦艦ヤマト 第21話「ドメル艦隊!!決死の挑戦状」のOPと本編丸ごとが入っていました。

 むかしむかし、野原には可愛い花が咲いていて子供はアニメを録画しないで録音したのですよ。信じられないかもしれないけれど。それが地球だったんですよ。

 (ちょっとヤマトではないネタが混ざったが気にしてはいけない)

 ちなみに、エンディングはカットされていて(貴重なテープに同じ歌の重複録音はしないのだ)、その後にいきなりアルプスの少女ハイジの音声が入っていました。ペーターとハイジがクララが歩いたとはしゃいでいたし。(たぶん、先にハイジを録音してあって、CMカットしながらヤマトを入れたので、ハイジの残骸が残った)

 次回予告が「また会う日まで」なので、このエピソードは第51話 1974年12月22日 「クララが歩いた」で間違い無し。録音はほぼ確実に本放送。「ドメル艦隊!!決死の挑戦状」は1975年2月23日放映なので、このヤマト音声は本放送の録音という可能性がかなり大です。(そうではない、という可能性もあるが)

※ 残った残骸から録音日時を推定するとは、簡単にゴミを処分できる今時のデジタル機器では考えられない話かも

※ 「あ、汽車だ」というCMがBパートと次回予告の間に録音されているので、そのCMの放映時期が確定できればこのハイジが本放送の録音と確定できるが……。提供がカルピスという音声もあるので、それもヒントになるか……。

やっと本題 §

 さて。

 このヤマトの主題歌はイントロに演奏がないバージョンです。

 最近、といってもこの半年ぐらい、松本大先生の呪縛から自分も解放されてきた感じがあるので、素直に語れる感じになってきたので、あえて書きましょう。

 この暗い「お葬式のような」バージョンは、昔から好きです。どこが好きかといえば、静かに始まって、徐々に盛り上がって、タイトルが出る箇所で炸裂するように大々的に盛り上がる演出的な魅力が大きいところ。

 考えてみれば、赤い地球はもともと遊星爆弾で大量に人が死んでいる場所なので、赤い地球から旅立つシーンがお葬式でも、それはそれで自然だしね。

余談 §

 自分が松本ファンであることは何ら否定できない事実ではあるけれど(※)、たぶんヤマト好きという趣味は松本ファンという範疇だけでは収まらない「別の嗜好」だったのだろうと思います。

※ ハーロックの歌/挿入歌だって熱唱しちゃうよ。SSXの主題歌もOK! ダンガードAの主題歌も顔を真っ赤にして歌うぜ! 君も顔を真っ赤にして聞いてくれ! ジャンジャン行こうぜ!

更に余談 §

 アルプスの少女ハイジの第51話 1974年12月22日 「クララが歩いた」の絵コンテは「富野喜幸」。このとき既に、裏番組のヤマトを撃沈寸前まで追い込む凶悪な攻撃隊(笑)の一員だったわけですね。(ヤマトの絵コンテも1回だけやってはいるが……)

宇宙戦艦ヤマト

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