実は「ACE COMBAT Xi・東京ゲームショウの試遊台で体験した! 予想と違って良い感じで驚き!!」には当初以下のような文章が書かれていましたが、後でカットしました。
以下は余談なので、よい子は読まないように §
主人公機は「ファルコ隊」と呼ばれるそうですが、falconを辞書で引くと「隼(はやぶさ)。また、鷹(たか)」となり、鷹という意味を含みます。
さて、デモムービーは以下の2つの特徴があります。
- 敵機に追われた自機は太陽に向かって上昇して突っ込んでいく。その後、ストーリー映像に切り替わり、自機は見ている者の立場から行方不明になる
- 自機はミサイルを振り切るために超低空に降り、そこから急上昇して敵機を襲う
行列の長い長い待ち時間に何回もデモムービーを見ているうちに気づきました。
最初のは「新戦法」。2つめは「逆タカ戦法」じゃないのか!?
試遊の後でスタッフに「紫電改のタカですか?」と質問したら、違いますと言われました。しかし、きっと分かる人にだけ分かるネタとしてこっそり誰かが入れた可能性はあり得るような気が。
この文章をカットした理由は、後からムービーの内容がACE COMBAT Xとほぼ同じと気付いたからです。(ACE COMBAT XiのデモムービーはXとほとんど同じだけど、ちょっと違う!?参照)
しかし、更に調べるとあながち的はずれてはないことが分かってきました。
実はグリフォンとは鷲(あるいは鷹)の翼と上半身、ライオンの下半身をもつ伝説上の生物であり、グリフィス1も鷹と解釈できないことも無いのです。
(それに気付かなかったのは、グリフォンは鳥と動物のキメラ、という程度の認識でしかなく、具体的な鳥の種類まで考えなかったのが敗因とも言えます。)
というわけで、そもそもACE COMBAT Xのデモムービーそのものが、「紫電改のタカ」を意識している可能性も出てきました。
更に言えば、グリフィスは鷲(あるいは鷹)のキメラ。ファルコはキメラではないが「隼(はやぶさ)。また、鷹(たか)」。とすれば、両者が共通して指し示しているのは「鷹」です。
やはり、鷹なのか?
おまえは鷹になるのだ!という暗示なのか?
群がるキサマも同じ空のハゲ鷹なのか? (それはシュヴァルツェ隊ですがな。ぺしぺし)
だが真の意味は §
実はグリフィスとファルコが同じものを指し示しているという事実は、ACE COMBAT XとXiの関係が実は「同じ物語」の「語り直し」にあることを示唆しています。しかし、キメラである/キメラではない、という差異が両者の水準の差を示しています。つまり、Xiの方がライトで普通な感じを目指している、とも考えられます。たとえていえば、FINAL FANTASY IVとイージータイプの違いのようなものでしょうか。って、今時の人にはとても分かりにくいたとえ話かも。FINAL FANTASY XIIとゾディアックジョブシステムの違い……みたいなものかな? ゾディアックジョブシステムはプレイしたことがないので分かりませんが。ってよく考えたらFINAL FANTASY IVのイージータイプもプレイしてないや……。うーん、ダメダメ。
えーと。つまりですね。難易度EASYとACEの違いのような単なる水準の差ではなく、システムレベルで変更の手が入っているけれど原則は同じストーリーという意味です。
いや、それが事実かどうかは分かりませんが。
けして信じてはいかんぞ!