トーノZEROのアニメ感想です。
今日のポケモンDPの感想。
サブタイトル §
「秋もフカマル1時間スペシャル!!」
として以下の2話を放送。
「フカマル・・・ゲットだぜ!!」
「ポケモンコンテスト!スイレン大会!!」
あらすじ「フカマル・・・ゲットだぜ!!」 §
暴れん坊のフカマルが出ると聞き、タケシを残してサトシ、ヒカリ、コトネ、カズナリは出かけます。
コトネは、カズナリとヒカリの相性が良いと思い、2人をくっつけようとします。
サトシとカズナリはフカマルのゲットを競い合います。コトネがサトシを応援し、ヒカリがカズナリを応援します。
しかし、フカマルを追っているうちに洞窟に入ってバラバラになります。その後、いきなり夫婦げんかを始めたサトシとヒカリを見て、コトネは自分がカズナリを好きかもしれないことに気付きます。
カズナリは立派にフカマルをゲットします。
感想「フカマル・・・ゲットだぜ!!」 §
はっはっは。
すっかりやられました。
今回の内容は、ヒカリはサトシが好きなのか? というテーマのように思わせつつ、実はコトネがカズナリが好きな自分に気付くという話でした。実際、ラストシーンでヒカリは男女関係のことはほとんど意識していないしね。まだまだヒカリは、そういう話題と真剣に向き合うには幼すぎる感じでしょうか。いやまあ、サトシと夫婦げんかをやってはいますが。
今回の主役は、実はカズナリだとも言えますね。ヒカリをリードしてフカマル探しもきちんと遂行した上で、洞窟内ではコトネもしっかり救出。最後はポケモンもゲット。
シナリオ上の見所は、やはりタケシがメンバーから外れるところです。その結果として、2+2に分かれるメンバー構成も可能になった上、憧れの先輩の不在によってカズナリは全力で活動できたとも言えます。
もう1つ、つり上げるのか必ずポッチャマというギャグも面白かったよ!
あらすじ「ポケモンコンテスト!スイレン大会!!」 §
ヒカリは5個目のリボンをゲットするために、スイレン大会に出ます。
ムサシは風邪のため、コジローが女装でムサリーナに変装して同じ大会に出ます。
ヒカリはマンムーで2次審査に出ますが、興奮したマンムーがヒカリの指示を聞かなくなり、コジロー扮するムサリーナに敗北します。
感想「ポケモンコンテスト!スイレン大会!!」 §
ああっ。これは勝てるムードだったのにっ。
まさか、負けるとは!
しかも、これは負けて気持ちの良い話だ!
まず、ヒカリは最初から負ける可能性を踏まえた上で出場しています。いつも通りチャレンジするだけ、というのは、そういう意味ですね。
そして、予想もしなかったマンムーの暴走。マンムー自身も反省の気持ちをはっきりと見せています。
ヒカリ自身も前向きに問題を解決して次は勝つという意欲を示しています。
つまり、これこそが人間としてあるべき姿を描いているとも言えるし、でヒカリはとても大人びて見えます。
更に言えば、男女間の機微や意識を全く分かっていないことが描写され、まるで子供扱いされたその後でこの大人びた態度を見せてくれるギャップが魅力だとも言えますね。ヒカリは魅力的なのに、近づく隙は大きいとも言えるので。
今回の一言 §
「カンナギのジョーイさんの従姉妹で、アケビタウンのジョーイさんのお姉さん」と正しく言い切るタケシ。全国のジョーイさん分布図をマスターしているとはさすが。
更に言えば、ジョーイさんを助けるときは素直に誰もが受容するタケシ、というのも素敵ではありませんか。迷惑に口説いていない時は、素直に受容されるわけです。
