2009年11月04日
トーノZEROゲームプレイ日記ACE COMBAT 6 解放への戦火total 6783 count

ACE COMBAT 6デモムービーの3つの問題点・これはストーリーを誤解してしまう!!

Written By: トーノZERO連絡先

 喉が痛み微熱もあり、今日は寝ていました。その際、ノートPCに入っていたACE COMBAT 6デモムービーを見て、問題の箇所が明確になった感があるので軽くまとめてみます。

前置き §

 ここで述べる問題は、ムービーが暗示する内容と実際の内容に著しい食い違いがある箇所が3つも存在する点です。

その1・ペイバックタイムの問題 §

 ムービーでは「ペイバックタイム」でグレースメリア奪還の激闘が盛り上がって始まるようにも思えますが、実際は大量破壊兵器という水が差され、グレースメリア奪還のミッションは静かなムードで始まります。

その2・命令違反の問題 §

 ムービーでは大量の敵機と交戦中に「驚くべき真実」がもたらされ、「命令違反」によって「真実」に従うかのように思えます。つまり、勇気ある民間人の通信と、真の価値を求めるための「命令違反」があるかのように思えます。しかし、実際はミッション開始前にのんびりと民間人からの通信が入り、命令違反とは関係ありません。命令違反は、感情が暴発したシャムロックの暴走という、あまり意味のない状況でしか発生しません。

その3・ジェントルメンの問題 §

 パステルナーク機の周囲に集結する大編隊とそれに続く映像はアイガイオン艦隊です。これらの巨大な敵と対決する状況が存在するかのように思えます。しかし、ジェントルメンの後に続くのは「みんなを追い返す」であり、アイガイオン艦隊はその時点で既に壊滅済みです。強いて言えば、ACE OF ACESでそれに近いムードは味わえますが「ジェントルメン」の台詞には続いていません。

まとめると §

 ACE COMBAT 5のムービーは、まさに内容そのものと言って良いと思います。ACE COMBAT ZEROのムービーは最初、内容と違うなと思いましたが、後から「これでいいのだ」と41歳の春に思うことができました。でも、ACE COMBAT 6のムービーはやはり違いますよねえ。

 とりあえず、メリッサ・ハーマンの通信を聞いて「天使とダンスでもしてな!」と叫びながら痛快に命令違反をしたかったなあ。

 そういえば、H.A.W.Xでの命令違反もあまりスカッとしない内容だったような気もします。

 ちなみに、ACE COMBAT 3ではレナ機を撃ったときに「命令違反」と言われたような気がしますが、あれはそれなりに筋を通した爽快感のある命令違反でしたね。命令通りにクラークソン機を撃つ方が気まずい感じでした。というか、心を鬼にして撃った気がします。

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