東京電力松原変電所を見る・驚きの世界がここにある!

　だいたい、経堂から梅ヶ丘までは分かっていると思っていました。確かに、羽根木公園の経験は不完全であり、そのあたりは今後の開拓予定です。しかし、それを除けば小田急線以北はほとんと分かっていると思っていました。

　ところがそうではありませんでした。

　梅ヶ丘のメインストリートから1本入っただけでそれを思い知らされました。

• 東京電力松原変電所がある
• 高低差が大きい崖地である
• 何やら石碑もある (これは暗くて読めなかった。たぶん道路建設関係)

　あらためて調べてみると面白いことが分かってきました。

• ここは北沢川羽根木支流の流路である
• 道路の建設で大々的に作り替えられていて痕跡が分かりにくい
• セオリーに従い流路はもとも2本あったようだ
• 従来認識していた経路は東側の経路であり、それとは別に西側の経路がある
• 松原変電所の敷地とは、この西側の経路にあたる (敷地の一部がこれに入る?)

　というわけで、以下のことが分かりました。

• 松原変電所も、やはり水路沿いの立地である
• 航空写真ではこの水路跡と思われる道に隣接してプールも見える
• 道路は梅ヶ丘駅からまっすぐ北に向かって寸断されているように見えるが、そうではない。その道は低地が終わりからそこで途切れるが、他の道は低地に沿って東に曲がる

　このあたりは、もう少し研究が必要です。少なくとも、世界観がガラッと変わってきました。東松原方面に連続していき、これが1つの地域となります。