きむらたかし@三田用水さんより輜重兵第1聯隊跡という貴重な図面を見せていただきました。
その結果分かったことです。
- 駒場高校とその付近の土地は、かつて輜重兵第1聯隊であった
- 従って、駒場高校の歴史を辿って古い話は出てこない
- 古い話が出てくるとすれば、駒場の輜重兵第1聯隊である
駒場高校の低地として追跡してきた土地は、実は元々は輜重兵第1連(聯)隊の土地です。
そして、内部の見取り図を見ると明らかに細長い窪地が見えています。そして、細長い流れがあります。橋まで描かれています。
というわけで凹地は、ここは元々水の流れがあって火山灰が堆積しなかったor土地が削られたと思って良いようです。
残された疑問 §
- 流れた水が消滅することはあり得ないが、凹部は途中までしか存在せず、下流域が不明瞭。特に敷地外は全く分からない
- 水源はおそらく断崖の湧水であろうと推定できるが根拠がない
- 今はないとすれば、枯れたのはいつ頃だろう
感想 §
どうやら、きむらけんさんの戦争語りと本格的に接点ができてきたようですが、もともとそういう気は全く無かっただけに驚きです。もともとは、空川の跡地を辿ってみよう、という軽い気持ちしかなかったので。ここまで踏み込んでしまうとは思っても居ませんでした。
しかし、下高井戸も駒場の陸軍の通う色町になりそうになった、という経緯を考えると確かに縁があってしかるべきです。