見に行った理由は簡単で、やはり十代が見たかったから。もちろん、1,10,100,1000,万丈目サンダーも見たいのですが、それはさておき。
- 今のシステムで初めての3D上映を見たぞ。赤青眼鏡で見たオバQの時代からみれば、凄い進歩だ (まあ、色つきの3D映像は筑波の科学博でも見たことあるけどね)
- 「彼」は「もう1人の僕」「名も無きファラオである」である。名前は出てこない。時系列的に真の名が明らかになる前である。未来から来た十代や遊星も知らないようである (知っていても教えると歴史が変わってしまうので教えないのかも知れない)
- 時間旅行ものになるのは、ある意味で必然であり、やむを得ない。時代が合わないという点を差し引いても、「もう1人の僕」が黄泉の国に還る前に時間を遡る手順は必然である
- いきなり十代が戦ってる映像でいきなり満足したぞ! しかも、いきなり背後に半透明の大徳寺先生とユベルが出てきたのは泣ける! (1,10,100,1000,万丈目サンダーが出なくてもGXファンは満足だろう)
- オー! ペガサス登場デース! コミック版だと出番が限られますが、アニメ版ならずっと生きているので遊戯ボーイにも十代ボーイにも簡単に会えマース!
- 十代は最も苦労しているせいか、遊星や遊戯のアシスト役に近い。スターダスト・ドラゴンを奪われた遊星を遊戯が逆転して取り戻す話だが、やはり十代のアシストあってこそだろう。意外と頑固な遊戯と、ちょっと暗いもう一人の僕と、あまり人付き合いが上手くない遊星が一緒に居られるのも、人なつこい十代のおかげだ
- しかし、なぜか遊星が遊戯や十代に対しては丁寧口調になるぞ (上下関係もはっきりしている)
- また、十代は出番が多い割にバックグラウンドが良く分からないし、なぜそこに居てなぜ戦っているかなど
- ネオスだ! 融合デッキ健在! ピンチは融合解除に切り抜けるし!
- 遊戯のエースモンスターはやはりブラックマジシャンだ!
- しかも、十代がブラマジだと喜ぶぞ!
- しかも、BMGの支援で活躍するぞ。やはりヒロインはBMGなのだな! (ペンギンにいたぶられて大人気の杏子や、風俗嬢のように短いスカートの天上院明日香が活躍しなくてもこれでOKなのか!)
- その上、ブラマジとBMGは単なる叫び声ではなく言葉を喋るぞ! (さすが元はマハードとマナの精霊だ)
- ブルーアイズやサイバー・エンド・ドラゴンなどの印象深いモンスターもさりげなく出番があるぞ
- 十代がハネクリボーも召還できる条件のカードを使ったにもかかわらず、あえて遊戯のクリボーを召還するのは泣ける。クリボーでピンチを切り抜けるのが遊戯の定番だ!
- 上映時間は短めだが、これぐらいで丁度良かったのではないか
- 泣けるシーンで3D眼鏡は邪魔になる
- よく考えれば、遊☆戯☆王アニメ10周年ということは、10年も見ていることになる。これは偉いことですよ
- 遊星が考える「みんな」の映像に牛尾や深影さんもいたぞ
- そもそも、今回の敵である「パラドクス」と遊戯、十代、遊星のタッグのどちらが正しいかは明確ではない。しかし、パラドクスを倒してしまうのである。そこがまた単純な勧善懲悪ではなく良いところ
やはり、遊戯が必死に劣勢を耐える間にビッグシールドガードナーを守備表示で出して欲しいとか、双六ではなく遊戯の隣には杏子が居て欲しかったとか、前座で1,10,100,1000,万丈目サンダーには負けて欲しかったとか(分かるか! 負けを期待するファン心理が!)、多少心残りはあるにせよ、ともかく10年間アニメを見てきた後なら「そうそう。ここでこいつが出てこそ見せ場だよ!」という展開が無数にあって数えきれません。(覇王の目になる十代など、いろいろね)。音楽も、決める場では各人のメロディーに変わってくるし。
というわけで、とても良かったですよ。見て良かったと思います。
