見てきました。
エンディングだけでも元を取った気分です。
ちなみに、シンケンジャーはTVで見ていますが、ゴーオンジャーは見ていません。
「対」問題 §
正義の2大ヒーロー競演ものは、対決しないのに「対」とするのが通例です。
しかし、今回はレッド対レッドの対決が見られたのでよしとしましょう。
劇場版の価値 §
殺陣の凝り方のレベルがTVよりもずっと上ですね。見応えがあります。
シナリオ的な工夫 §
ほとんどのメンバーが異次元にバラバラに飛ばされた結果、実はレッド役の2名ばかりのシーンが続きます。その結果、以下の2点が長所として生きています。
- 初見でも見るのが苦しくない程度の人数に絞られる
- バラバラに飛ばされた結果、違う戦隊のメンバー間で仲良くなる展開があり、それがその後の戦闘にも反映される
ついでに、実は登場する戦隊は実は2つではなく3つですが、いずれも過剰に出しゃばらないところが良いところです。
敵の幹部 §
寿司食って愚痴っている敵の幹部がいいですね。敵の親玉から命令されてもついて行かないし。
ゴーオンジャーの感想 §
イエローが可愛い。性格的に愛嬌があって。こういうのもありだな、と思いました。
それでどうなのか? §
個人的には凄くOKです。エンディングも特に良かったしね。
スペシャルなのか、誰でも見られる映画であるのかは難しいところで、少なくともいろいろなシンケンジャーのお約束が語られずに使用されているためにスペシャルなファンサービスという側面もありますが、ゴーオンジャーは知らなくても見られました。
上映時間が短めなのも別の悪くはないと思います。これでも、CMを抜けば30分番組3本分ぐらいのボリュームはあったわけで、十分に手応えはありました。