ちょっと確認したいことがあって、YAMATO 2520 Vol.1を改めて見ました。
その件は空振りでどうでも良かったのですが。
これは文句なく面白い!
つい最後まで見てしまいました。
更に実はとんでもないことに気付いてしまいました。
なんと「宇宙からのメッセージ」と思った以上に似すぎています。
- 若者2人が1人乗りのメカで飛んでいる
- 若者2人でチキンラン。冒頭でいきなり隙間を飛んで若者2名が小型艇でチキンランです。宇宙からのメッセージは地面に向かいますが、2520は上に向かいます
- 田舎のポリ公の手入れだ! 2520はセイレーン軍だけどね
- 酒場で飲んだくれているオヤジというシーンは、ガルダであり、トーゴーであり
- 若者達のアジトにオヤジ。リアベの実のうだうだの話に、実はガルダもその場にいます。トーゴーが乗り込んでくるのも似たような話です。目標が見えない若者達に重要な示唆を与える大人の役です
- 徐々にいろいろな出自の仲間が増えて大人数になるぞ!
しかし、リアベの実というなんだか良く分からないアイテムに頼った「宇宙からのメッセージ」よりも、「ここから出て行きたい」というみんなの気持ちが良く分かるから、リアベの実が来なくても自発的に協力していく人間達はいい話です。
しかも、これは公的な秩序に対する反逆の話です。つまり、冒険です。反逆と冒険はヤマトに不可欠な要素 (TV第1シリーズで反乱は削られてしまったけれどな) だとすれば、まさにヤマトらしい話だと言えます。
まるでザブングルだ §
個人用の浮上して走行するバイクのようなメカに乗って集団で荒野を爆走するとくれば、まるでザブングルを彷彿させますね。しかも、このVol.1はザブングルよりも上手くやっているという気がします。何となくイノセントからウォーカーマシンを貰うよりも、まずは食料を盗んでこい、という大人らしい知恵の方がワクワクしますね。これから、冒険に出るのだというムードが盛り上がります。
でも物足りない §
復活編を見てしまうと、「もっと今ならできるはずだ」と表現技術の進歩を意識せざるを得ません。そこが残念なところですね。