ネギが茶々丸に凄いことを言ってますよ。
苦悩あるところに物語があり
物語あるところに意志がある
・・そして意志がある物には魂が宿る
これだけのことを言わせる作者も凄いと思いますが。
実はこれを裏から読むと大変です。
苦悩が無いところに物語は無く
物語が無いところに意志は無く
・・そして意志が無い物には魂が宿らない
つまり、「僕は何でも知っている優秀な人間であり、完璧である」と思って満足した瞬間に苦悩はもう無くなり、物語も意志も無くなり、魂も無くなってしまうわけです。
いいかえれば、ロボの茶々丸には魂があるのに、上記のような人間に魂は存在しないことになってしまうわけです。
そして、そういう態度を取る人間はネット上には珍しくありません。単に虚勢を張っているだけで、本当は苦悩しているのなら話は別ですけどね。そうでなければ、魂は無いということになります。
ならば、機械と人間との間の差とはいったい何でしょう?