「というわけで、1日1ネタ、ヤマトネタを書いてるわけですが」
「はいな」
「これは計画的なんですか?」
「違う違う。本当は復活編見てから数日ぐらいで終わったはず」
「え? でもそれは12月のはず。今はもう3月ですよ」
「最初は思いついた話をぽんぽんと書いておしまいの予定だったわけ」
「ほうほう」
「でも、それじゃ書く方の身も読む方の身も持たない、ということで1日に1ネタずつ書いていく方針に転換したの」
「なるほど」
「そのまま徐々にストックのネタを消化して長くても2週間ぐらいで終わるはずだったの」
「えっ。そんな。もう2週間どころではなく数ヶ月ですよ」
「そうなの。書いても書いてもストック減らないの」
「スキーヤーが聞いたら喜びそうですね」
「そのストックじゃない。ってか、雪はスキーのためにあるものじゃない! ヤマトが日本アルプスから発進するためにあるんだ!」
「いや、それ分かりにくいネタだから」
「雪~~~~~っ!」
「そんな生活班長が死んじゃったように叫ばないで」
「というわけで本題に戻るとだな。ヤマトネタのストックがふと気がつくと更に増えていたりするわけですな」
「んなアホな」
「その証拠に、ケロロ軍曹を映画館で見てもヤマトネタが増えてるわけだし。BDもヤマトのネタになるし」
「少年探偵団……?」
「BD7! ってちがーう!」
「頑張れこややし少年」
「いやそれ違う作品だから」
「というわけで、小林少年も今やヤマトの副監督」
「いや、それは同姓と言うだけで別人だから」
「それで、本当のところ、今後の予定はどうなんですか?」
「もちろん、ヤマトネタは体内工場で尽きることなく追加生産されるので尽きることはない! でも、数は減るだろうね。1日1ネタペースはそれほど長くは続かないよ」
「じゃあBD発売まで続けるのは無理?」
「そりゃあ無理でしょう」
「ペースが落ちたらどれぐらいの頻度になりそう?」
「1年1回ぐらいかなあ」
「そりゃまた極端な」
「新作とか考えないでマイペースでやれるのがヤマトのいいところ。だから、新作の復活編の方が実はイレギュラーな存在なんだ」
「イレギュラーといえば、今年は実写版も待ってますね」
「そうだ。またイレギュラー発生なのだ」
「古代、波動砲で撃て」
「あのコロナをでありますか?」
「復唱はどうした!」
「はっ。あのコロナを波動砲で撃ちます!」
「だから、イレギュラー発生でコロナとか波動砲を連想しない!」
「はっはっは。でも、こうして書いてみるといくらでもネタが続きますね」
「もう終わりと思っていたら続きそう」
「それぐらい、もう慣れっこだい。何回ヤマトが終わってると思ってるんだ!」
「それで、ヤマトっていったいあなたにとって何?」
「魂でしょう。ヤマト魂なんちゃって、というオチを付けようと思ったら既に熱血小説に出てくるし」
「お笑いネタ、という意味ですか?」
「ちがーう。魂は魂!」
「怪談レストランへようこそ。わたくし、支配人のお化けギャルソンでございます」
「いや、それは人魂だから。魂とは違うから」
「おや、お気に召しませんか?」
「オレンジ色の死人がずらりと第1艦橋に並んでも人魂はいらん!」
「しかし、古いヤマトが良いというくせに怪談レストランはこの文章を書いている時点でまだ放送中ですよ。新しいですよ」
「そりゃもう、基本は『現在進行形』だからね。どんな良い作品でも過去作は横において、まず『現在進行形』の作品に行くのが基本」
「でも、ヤマトも古いし海底軍艦とか戦前ですよね、原作は」
「それは『現在を解釈する材料』だから」
「材料ねえ」
「島に進路をタイタンに取れとか言わないでくれよ。材料のコスモナイトが埋蔵されているとか言わないでくれよ」
「あんたどこまで頭の中がヤマトですか!」
「うーん。コスモナイトでダメなら、これでどうだ。愛してナイト!」
「それも古いよ!」
「なんと、あのささきいさお大先生が主役の声優をやっているロックバンドアニメなのに、歌は別人! 歌が始まると声が全く違うのだ! 歌も声優もやってるヤマトとは大違い!」
「って、また回り回ってまたヤマトネタですかい!」
「三つ子の魂百までってね。根っこはヤマトですから」
「つまり、これがホントのヤマト魂」
「ちゃんちゃん」