いつからか分かりませんが、6.xから8.0にアップグレードしたFreeBSDのbindで問題が出ていたので修復。
問題点のログ §
以下がログの一例です。
Mar 21 14:00:15 tina named[639]: max open files (3520) is smaller than max sockets (4096)
Mar 21 14:00:15 tina named[639]: the working directory is not writable
the working directory is not writable対策 §
http://bbs.chinaunix.net/viewthread.php?tid=1516828を参考に作業。
作業ディレクトリに手動で設定しても戻ってしまうので、設定が必要です。
つまり以下の通り。vimはviに変えてあります。実際はcdで移動して作業したのでフルパスを打ってませんが。
#chmod u+w /etc/mtree/BIND.chroot.dist
#vi /etc/mtree/BIND.chroot.dist
Change in /etc/mtree/BIND.chroot.dist
/set type=dir uname=root gname=wheel mode=0755
to
/set type=dir uname=bind gname=wheel mode=0755
max open files (3520) is smaller than max sockets (4096)対策 §
/etc/sysctl.confに以下の2行を追加。
kern.maxfiles=4096
kern.maxfilesperproc=4096
ただし、longin.confも関係する可能性あり。
kern.maxfilesだけではダメで、kern.maxfilesperprocも指定する必要がありました。
感想 §
1つめの問題は、読めない中国語の情報を参考に直してしまいましたが、言葉は分からなくても参考になってしまうものですね。おそらく、日本語のページも日本語を読めない他国人からも参考にされていると思いますが、それも良く分かる話です。
2つめの問題は、kern.maxfilesを変えろという話は見つけましたが、kern.maxfilesperprocもsysctl関係の情報で発見して指定してみたら当たりでした。