実は、京王線の千歳烏山-仙川間にある京王電鉄烏山変電所の周辺が妙に土地が膨らんでいて、まるで駅でもあったかのようです。しかし、そういう記録は今のところ見つけていません。
これはおかしいと思って改めて地形の凹凸を見てやっと気づきました。
このあたりは凹地です。
つまり、以下のような解釈で良いのかもしれません。
- 築堤を作るために鉄道用地が膨らんでいるだけ
- その土地を利用して烏山変電所が存在する
更に、凹地なら天然河川の存在を疑ってしかるべきだろうと思ってgoo地図の過去航空写真をチェックしみると以下のことが分かりました。
- 凹地はもともと農地らしい
- 実はここに仙川の支流があって、京王線の下を流れていたようだ
位置関係を図示すると以下のようになります。
ただ、ここで水路が京王線と交差していたようだ、ということまでで、下流方向でどう仙川と接続していたのかは良く分かりません。河川周辺の低地で痕跡が良く分からなくなるのは他でも例があります。それから、元々の流路そのものかも分かりません。いつの時点で水が枯れているのかも良く分かりません。