基本的に以下の作業を行うだけのようです。
- TFS2010が勝手に作ったデータベースをバックアップしておけば良いだろう
- ReportServerのキーも保存が必要だと言うが、これは手動で最初に1回やっておけば十分だろう。キーの再作成をしない限り、キーは変わらないはずだ
- sqlcmd文で"BACKUP DATABASE"コマンドを叩いてバックアップさせる
後の2つのサンプルはネット上にも多いので割愛。特にバックアップ本体は環境やポリシーでかなり変わると思うので。
ここで問題なのは、以下の点です。
- ネットを検索するとよく出てくるTFS旧版の情報とはデータベースの構成が違うようなのであまり当てにならない
- キーを保存するrskeymgmtはローカルにインストールされていてもパスが通っていないケースがあるようだ (これは使わなくても良いだろうが、思わず探してしまった)。ちなみに、x64環境ではProgram Files (x86)の方にあったので、一部ドキュメントの記述とは食い違ってしまうので注意
- クライアントPCからバックアップをキックすることはできるし、ネットワークドライブに保存することもできた
実際にバックアップを行うのはSQLサーバのサービスなので、最後の項目には以下の注意が必要です。
- そのサービスを実行しているアカウントにアクセス権限がある場所を指定すること (バックアップを指示するユーザーのアカウントではない)
- クライアントPCからアクセスできるパスではなく、SQL Serverのサービスからパスを与える必要がある
感想 §
TFSビギナーなのでゆっくりじっくり取り組んでいますが、バックアップだけは必須のものとしてバッチを整備しておこうと思ったところ、いろいろトピックが出てきますね。まだ完全に理解して納得したわけではありませんが。既定のフォルダに手動でバックアップするだけなら、ほぼクリック一発で済みますが。