2010年05月06日
トーノZEROアニメ感想ポケットモンスター total 4164 count

勝とうという意志の問題・これは良い勝負の物語だ!

Written By: トーノZERO連絡先

 トーノZEROのアニメ感想です。

 今日のポケモンDPの感想。

サブタイトル §

「マンムー、パチリス!決めろ氷のシャンデリア!!」

あらすじ §

 グランドフェスティバル2次予選でヒカリはウララと当たり、劣勢をはね除けて勝利します。

感想 §

 これはいいですね。

 何より、ウララが敗北する物語として良くできています。

 ウララは、全力で勝つためのあらゆる手段を準備してきたはずです。そして、それらを行使する点にも、手抜きはありません。相手を舐めてもいません。事前の舌戦でも相手にちゃんとダメージを与えようとしています。勝つのは自分で当然という態度は、自信の無さの裏返しであると同時に、心理的に優位に立つための舌戦でもあります。

 そして、それだけやってもヒカリに負けてしまったわけです。

 それは、人生の重みに対して理解不可能であるほどに、あり得ないことだったのでしょう。だから、頭では分かっても気持ちが受容できません。単純に、まぐれと決めつける以外に取れる態度はありません。それぐらい、激しい準備に入れ込んできたのでしょう。

 でも、実際は負けてしまうわけです。勝負は蓋を開けてみないと分かりません。どれだけ準備をしていても負ける時は負けます。

今回の一言 §

 という話はさておき、最後まで諦めないで闘志を燃やすヒカリの表情も良かった。あまりにも勝てそうにない状況でも粘り続けると、奇跡は訪れることもあるわけですね。