もともとVisual Stduio 2008からTeam Fundation Serverを使用していた人はそれほど難しくありませが、SourceSafeなどからTeam Fundation Server(TFS) 2010に乗り換えた人がVisual Stduio 2008から接続することはけっこう面倒だということが分かったので、以下にまとめます。ただし、全機能が使用できるわけではないようです。
基礎知識 §
TFS 2010対応のGDRをインストールする方法とそのまま接続する方法があります。ただし、いずれにしてもTeam ExplorerにService Pack 1(SP1)が必須です。SP1が当たっていない場合、URLの入力ができない(サーバ名のみ)なので、ストレートに接続できません。
手順 §
既にSP1を当てたVisual Studio 2008(日本語版)がインストール済みという前提で話を始めます。
- Team Explorer 2008をダウンロードしてインストールする (2010版では不可。また英語版でも不可。バージョンと言語を間違えない)
- Visual Studio 2008 Service Pack 1(SP1)をインストールする (本体はSP1でも、新規に入れたTeam Explorerをアップグレードする必要がある)
- 必要ならGDRもインストールする
- サーバを追加する際、サーバ名ではなくURLで指定する (例:http://ServerName:8080/tfs/DefaultCollection)
以上たったこれだけです。しかし、かなり面倒です。なぜかといえば、"SP1"の当て直しという手順がやっかいだからです。
- システムドライブに5GB以上の空き容量が要求される可能性がある
- 他の手順も含め驚くほど待たされる
余談 §
ちなみに、以下の点ではまりました。
- 間違って、英語版のTeam Explorerを入れてしまったらGDRが当たら無かった
- Team Explorerを入れたあと、SP1を入れる必要があることが分かるまで時間が掛かった
- しかも、Team ExplorerをSP1に上げるには、Visual Studio 2008 Service Pack 1を当て直す必要があることに気づくまで、時間を取られた
- Cドライブの容量が少ないシステムだったので、容量確保に時間と手間を食った
- 作業中、他の作業も止まってしまった