TOHOシネマズの14日は1000円ということで、無理に時間を作って行ってきました。時間の都合で字幕版です。
理系のヒーローか §
自分で加速器を作って水準器を当てて「水平だ」と納得するヒーローというのがいいですね。スーツ着て酔っ払ってパーティーするところもいい。
しかも、スーツは等身大で、「モビルスーツ」ではないし。驚くほど長い時間、フェイスガードを上げて素顔で話す時間があります。人間のドラマそのもので、おそらく日本では作れないドラマでしょう。日本のロボットアニメとは一線を画するものです。
だから、最大の見所はメカ戦ではなく主人公の顔ということでしょう。渋いいい顔をしているから、見ていて飽きません。この男が調子こいたり死への恐怖に怯えたり発見をしたりするから良いわけですね。
敵も実際にありえない「宇宙人」のようなゲテモノではなく、人間だから良いわけですね。
更に、敵が「悪の組織が根拠も定かではない技術と出所も良く分からない資金で作ったやられやく軍団」ではなく、実際にあり得そうな説得力があるところがいいですね。
(なんだか良く分からない未知の物質は嘘くさいですけど)
あるいは §
あるいは見所は、アイアンマンになった後の戦いではなく、モナコのレースのシーンだったりするのかも。やはり、架空の飛行機が落ちるよりも、実際に存在するレースのコースに悪人や一般車が乱入するから面白いわけですね。
エンディング §
エンディングの音楽の構成もいいですね。いい感じから始まって、マーベルらしいけどこんな音楽なの?という音楽に変わってから、最後に本当の最後の音楽で終わり。こういう音楽の構成も聞かせどころ。