メモにこういう項目が残っています。
- ヤマト書く 島根県が飛ぶことは本質的にヤマトと同じなのか!?
つまりですね。あり得ない巨大なものが空を飛んで最終必殺武器として使われるのは、同じことです。え? 島根県が飛ぶって何かって? それが鷹の爪の3本目の映画の話です。
で、WikiPediaより
2010年1月16日より映画第3弾『秘密結社鷹の爪 THE MOVIE3 ~http:// 鷹の爪.jpは永遠に~』が公開。 サブタイトルの「http:// 鷹の爪.jp」が映画の公式サイトとなっている。この3作目には『ALWAYS 三丁目の夕日』や『BALLAD 名もなき恋のうた』の監督で知られる山崎貴率いる白組が友情演出として劇中の一部CGシーンを手がけている。
そしてCGで島根県を飛ばした(と思われる)白組とは、実は実写ヤマトもやっています。
というわけで、秘密結社鷹の爪とヤマトを絡めた話を1回書こうと思っていました。
ジャッキースマイル! §
それはさておき。鷹の爪と映画の関係は昔からありました。TOHOシネマズのマナームービーから始まって、今でも映画の前に上映しているサービスムービーに出ています。自分も映画があるくせに、他の映画の宣伝もやっています。たとえば、ダブルミッションの宣伝で「ジャッキースマイル」と叫んでいるわけです。
そして次の標的は §
愕然として空いた口がふさがらないことに、あのFLASHアニメの鷹の爪団が、今回はなななななんと、実写版のヤマトの宣伝をやっているではありませんか。これはびっくり。早口の吉田君がヤマトの紹介を延々としている予告編をまさか見られるとは。これは驚き。「告白」を見に行ったらやっていて、のけぞりました。
鷹の爪団がガンダムでも踊る大捜査線でもなく、ヤマトを宣伝してくれるとは!
素晴らしい!
オマケ §
「というわけで、宇宙戦艦ヤマト戦闘主任の古代進です」
「わしは大ガミラス帝国のデスラー総統じゃ」
「しっ、そんなに大きな加齢臭を出さないで」
「声じゃろう」
「というわけで総統」
「なんじゃ、古代君」
「総統も相当冗談がお好きで」
「そんなに君も落とされたいかね」
「はい。何事もオチが大事ですから」
「オイ、頼まれた秘密兵器完成してるぜ」
「これは、レオナルド真田博士。でも、発明品がソダイというロボットなのはどうも……」
「なんでだよ、オイ」
「ネタがドダイYSとかいう飛行機が出てくるロボットアニメとかぶってます」
「じゃあ、シームレスでどうだ?」
「シームレス戦闘機!」
「シームレスブラだ」
「世界征服と関係ない!」
「しかたがねーだろ、予算がないんだからよ」
「ところで、フィリップ島君はどうしたのだね?」
「ほら。博士に便利なスイッチを作って貰いました。これで死んだはずの島もスイッチ1つで登場できます」
「島は島でも復活編は弟の二郎じゃ!」
「相方はもしかして鈞ちゃんですかね」
「コント55号でもないわい」
「じゃあ宇宙要塞13号ですか?」
「役立たずでもないわい!」
「オイ、ところでオチはどこに行ったんだよ」
「そろそろ、あいつが出てくるはずですけど」
「あいつってまさか」
「はっはっは。もちろん登場するぞ。お約束だからな」
「その声は!」
「DXガミラスファイターだ」
「まさか」
「というわけで、いきなり必殺技だ。第2空母へ、急降下爆撃機発進」
「ちょちょちょ」
「DXボンバー」
「総統、とても大事なことに気づきました」
「なんだね、古代君。急降下爆撃機でボンバーは強引すぎるネタという話かね?」
「いえ、DXボンバーって、最初の1文字を隠すとまるで永井豪原作の人形劇です」
「それはXボンバーじゃ!」
(ちゅどーん)
オマケ2 §
「総統」
「なんだね、古代君」
「Xボンバーなんてネタを飛ばすから、日本全国で確実に3人はコーヒーを吹いてひっくり返ってると思われます」
「仕方が無いじゃろう。最初に放送前にパイロットフィルムを見たときは面白いと思ったんじゃ」
「でも、脚本:藤川桂介先生で、ショックカノン発射とか叫ぶヤマトファンにも重要な作品だったかもしれませんよ」
「ショックでひっくり返りそうじゃ」
「はっはっは。また来たぞ」
「またきおったな、DXガミラスファイター」
「おまえたちの悪事もこれまでだ。DXボ」
「ままままて。わしらは何も悪いことなど企んでおらん」
「悪い計画を企む前に潰す。DXボン」
「ままま待て。そうじゃ。ヤマトの続編は諦めるからここは見逃してくれんか」
「やだ。最初から予算無いから認めても認めなくても同じだから撃つ。DXボ」
「ままま待て。そうじゃ。予算じゃ。バジェットゲージの予算を全部上げるから今回は穏便に」
「予算。全部?」
「そうじゃ。それに、メカコレの三段空母も付ける」
「予算。三段空母……」
「そうじゃ。三段空母から急降下爆撃機隊を発進させると格好いいぞ」
「三段空母から急降下爆撃機隊……」
「ゼンマイヤマトも付けるからさあ」
「DXボンバー」
(ちゅどーん)
「うわーっ!」
余談III §
「世界はつながっているかもしれない」
「え? なに?」
「だからさ。格闘系のアクション映画は結構好きなんだよ。中国系とかさ」
「ジャッキー・チェンに代表されるね」
「あとヤマトも好きなんだよ」
「それは知ってる」
「あと、鷹の爪団もけっこう好きで、1から3まで映画館で見てる」
「うん、それで?」
「鷹の爪団が宣伝してくれる映画はジャッキー主演の映画であり、ヤマトなんだ」
「そうか、つながっているね」
「でも、それほど好きではないガ○ダムとはつながって来ない」
「なるほど。つながっているけどつながっていないね」
「うん。こっちの世界はこっちの世界。あっちの世界はあっちの世界で壁があるのかもしれない」
「そうか。そう考えると、ヤマトも鷹の爪もジャッキーもこっちの世界にいるわけか」
「うん。でもガ○ダムは壁の向こう側で同じ場所にいないのだ」
「それってもしかして系列の違いじゃないの?」
「こっちの世界は東宝系で、あっちは松竹系ってか? でもその解釈だけではある一線までは行けるけど、限界があるよ」
「なるほどね」
「だから、私はヤマトファンであると同時に、こっちの世界にいると高らかに宣言していいのかもしれない」
「それで何を期待しているの? 友達でも欲しいの?」
「いや。そうじゃないな」
「じゃあ何を期待してるの?」
「自分がどういう人間かを周囲に明確に示しておきたいのかもしれない」
「すると、どうなるの?」
「勘違いで話しかけられて、困った事態になる可能性を減らせるかもしれないよ」
「というと?」
「たとえばさ、良好な関係を持ちたいと思って話しかけるなら、相手が明らかに嫌がる話題は避けるものじゃないか?」
「うん、常識的にはそうするね。後でそういう話をするにせよ、最初は避けておくものだね。まず関係を作らないと話が始まらない」
「確かにそれが常識的だ。でもさ。そういう常識を発動したつもりで、こっちが怒るような話を平然とされるケースは多いんだぜ」
「えっ?」
「たとえばさ。安易な俗説や常識に批判者として行動している私に、そういう安易な俗説や常識で語りかけたらどうなるか。分かるかい?」
「どうなるの?」
「肯定したらそれまでの自分の言動と矛盾するから、肯定はできない。かといって、否定すると目の前の相手を怒らせるだけだ。さあ君ならどうする?」
「どっちに転んでもダメじゃないか」
「だからさ。そもそもそういう事態に陥りたくないんだよ」
「なるほどね。対人関係って難しいね」