スタッフ §
- 放送局: テレビ朝日系
- 放送期間: 1987年4月7日から1989年10月26日
- 原作:藤子・F・不二雄
- 監修:鈴木伸一
- チーフディレクター:原恵一
- 作画監督(総作画監督):富永貞義、堤規至(8話から)
- 作画監督補:堤規至
- 美術監督:川井憲
- 撮影監督:斉藤秋男
- 録音監督:浦上靖夫
- 音楽:田中公平
- クラシック音源:コロムビアレコード
- プロデューサー:木村純一・小泉美明(テレビ朝日)、別紙壮一・茂木仁史(シンエイ動画)
- シリーズ構成:桶谷顕
- 原画:スタジオリバティ、ウイザード、北原プロダクション、亜細亜堂、シンエイ動画、じゃんぐるじむ、IGタツノコ
- 動画:トミプロダクション、動画工房、じゃんぐるじむ、スタジオディーン、IGタツノコ、シンエイ動画
- 動画チェック:間々田益男、入江康智
- 色指定:野中幸子、吉岡由己、代田千秋
- 特殊効果:土井通明、村上正博
- 仕上:セルアーツスタジオ、Goods、川口カラースタジオ、シマスタジオ、スタジオディーン、京都アニメーション、スタジオM、スタジオG7
- 背景:アトリエローク
- 撮影:旭プロダクション
- 効果:松田昭彦(フィズサウンドクリエイション)
- 整音:大城久典
- 録音制作:オーディオ・プランニング・ユー
- スタジオ:APUスタジオ
- 編集:岡安肇、小島俊彦、村井秀明、中葉由美子、川崎晃洋
- タイトル:道川昭
- 現像:東京現像所
- 制作担当:茂木仁史(後にプロデューサーに昇格)
- 制作デスク:山川順一
- 制作進行:齋藤敦、水島努、大澤正享、星野達也、内田哲夫、西田晃久、細野芳光、坂部久明
- 制作:テレビ朝日、旭通信社、シンエイ動画
WikiPediaより
概要 §
超能力を持った中学生、佐倉魔美は、高畑和夫と共に人助けを行います。
感想 §
佐倉魔美の父親は絵描きで、自分の娘をヌードモデルにして絵を描いたりします。そのあたりがある意味で挑発的で扇情的であるとも言えますが、実は個人的なポイントは少し違います。何と言っても気に入ったのは以下の2つです。
- 他人の心に過剰に入り込んでいくおせっかいぶり
- 超能力が使えない高畑君の極めて知的で優れた常識感覚
「超能力者」ではない高畑君が、非常に良いことを何回も言います。これだよこれ、よくぞ言ってくれましたというような素晴らしいことを彼が言ってくれるからこれはいい話です。
同人、別の人間が抱える別の悩みに入り込んでいく話もいいですね。超能力があって相手の心を覗くことが出来ても、それで相手が分かったことにはなりません。相手を理解しようとする努力こそが、もう1つの見所でしょうね。
いわゆる1980年代の藤子アニメブームの中で比較的高年齢層を狙った作品でしょうが、非常に成功していたと思います。チンプイや21エモンに続く流れもこの作品が作ったということでしょう。