府中のデジタル上映で見てきました。
いい映画でした。最初はちょっと平板かと思いましたが、十分に盛り上がってくれました。ちなみに、この映画の感想は2つに分けるぞ。まずは1つめ。
角砂糖1つ §
角砂糖1つ取るだけでとてつもない多くの手順を踏んでいく丁寧な描写がいいですね。これで建物が異世界になります。
仕掛け §
豆電球とボタン電池の明かりや、お父さんが半田付けしている描写など、実はかなり工学系の作品です。ドールハウスも仕掛けの一種でしょう。
お父さんかっこいい §
お父さんがかっこいいぞ。でも、お母さんは思った以上にお茶目だぞ。ある意味で凛々しい騎士に助けられるヒロインはお母さんかも。
きれいなジムシー §
スピラーが、まるでかっこいいジムシーだぞ。しかし、ラナがコナンと結ばれない世界では、ジムシーがかっこいい必要があるのでしょう。
異文化接触 §
世慣れたお手伝いのおばさんを、人間の少年と小さな少女の即興コンビが出し抜くという話であり、そこがワクワクするわけですね。大きな少年だけではできず、ちいさな少女だけでもできない成果を2人のコンビが出してくれます。まったく違った2人なのに息のあったコンビになれるのがいいところです。