スタッフ §
- 放送局: テレビ東京系列
- 放送期間: 2002年4月7日から2003年3月30日
- 原案:すずきいおり
- 企画:岩田圭介、藤原正道
- 企画協力:神尾俊二(トミー ヒカリアンTEAM)
- シリーズ構成:井上敏樹
- キャラクターデザイン:宮尾岳
- メカニックデザイン:片平正史、征矢浩志
- 総作画監督:宇都木勇、山田浩之
- 美術監督:吉川洋史
- 背景:ルーシースタジオ、スタジオロフト
- 撮影監督:今泉秀樹
- 色彩設定:木村早苗
- 編集:今井剛
- 編集助手:門田暁人→篠崎康行
- 音響監督:飯田里樹
- 音響製作:平田哲
- 効果:奥田維城
- 調整:成清量
- 録音:加藤恵美・武藤雅人
- 録音スタジオ:整音スタジオ
- 音楽:林有三
- 音楽プロデューサー:植村俊一、八木仁
- 製作担当:細谷満
- ビデオ編集:インパクト
- 音楽協力:テレビ東京ミュージック
- 連載協力:小学館『てれびくん』『幼稚園』『めばえ』『小学一年生』『小学二年生』
- 設定協力:アーミック
- タイトル:マキ・プロ
- 制作プロデューサー:神戸明、木村健吾
- プロデューサー:東不可止、斎春雄
- 監督:大庭秀昭
- アニメーション制作・撮影:東京キッズ
- 製作:テレビ東京、東宝
WikiPediaより
概要 §
新幹線がロボットに変形して戦いますが、ロボットは低等身のギャグアニメです。
コーナードラマとしてかつて放映された『超特急ヒカリアン』の続編である。
感想 §
「コーナードラマとしてかつて放映された『超特急ヒカリアン』」の方は見ていません。見ていたのはこっちの方です。
ともかく面白かった!
敵のブラッチャー軍団が特にいい。リーダーのブラックエクスプレスがまず間抜け。千葉繁の名演もあって見事。部下の2人はD51とC55(流線型)のデフォルメ体型ロボで、この3人がいいトリオ。しかも、なぜか悪が既に勝っている世界の話まであったりします。
一方で味方の方も、JHRガルーダというリアル等身の変形ロボを持つ等、かなり飛んでいます。レギュラーで中華料理屋の看板娘、ミナヨが出前をしてくれるのも華があって良かったですね。しかも、可愛い割に壊れている井上敏樹キャラ。
いや本当に、かつてアニメって面白かったという事実を象徴的に伝える名作だと思います。しかし、ここまで壊れた路線はあまり継承できていない感じで、実質的に最後の花火に近かったのかもしれません。ちなみに、近い時期の井上敏樹作品というと他にドラゴンドライブがありますが、途中まではかなり壊れたキャラが続々出てきて良かったのですが、途中からアクが弱くなっていったような気がします。そういう意味で、やはり今となっては、これこそが「アニメの終わり」に逆らう最後の作品だったと言えるのかも。
ブララブラブリー!