スタッフ §
- 放送局: 日本テレビ系
- 放送期間: 1986年10月14日から1987年2月24日
- 製作 - 吉田健二
- 原案 - 九里一平
- 企画 - 嶋村一夫(読売広告社)、井上明(タツノコプロ)
- チーフライター - 小山高男
- キャラクターデザイン - アンモナイト、水村良男
- 音楽 - 田中公平
- 制作担当 - 石川光久(タツノコプロ)、垂水保貴(日本テレビ)
- 文芸担当 - 関島真頼
- オープニングアニメ - 後藤隆幸
- 美術監督 - 多田喜久子
- 撮影監督 - 橋本和典
- プロデューサー - 武井英彦(日本テレビ)、大野実(読売広告社)、由井正俊、植田基生(以上、タツノコプロ)
- チーフディレクター - 貞光紳也
- 脚本 - 小山高男、菅良幸、井上敏樹、照井啓司、荒川稔久、川崎裕之、三ヶ尻康彦、中弘子、柳川茂
- 作画監督 - 水村良男、井口忠一、水村十司、村中博美、佐久間信計、後藤隆幸、なかむらたかし、寺岡賢司
- 動画チェック - 寺岡賢司、石橋陽子、よつやみつひろ、川口弘明、石橋輝
- 色指定 - 吉田みちる、渡辺範子
- 仕上検査 - 戸塚千尋、松澤雅美
- 美術設定 - 大山哲史、藤田勉、佐藤広明
- 美術担当 - 長谷川正史、佐藤広明、田原優子、片平真司
- 特殊効果 - 村上正博、太田憲之
- 撮影 - アニメフレンド
- 編集 - 三木幸子、厨川治彦、吉田千尋(タツノコプロ創業者・吉田竜夫の次女)
- 制作進行 - 倉田剣一、内田哲夫、緒賀進、林浩一
- 録音ディレクター - 水本完
- 録音 - 兼子芳博
- 録音助手 - 清水伸行、森浩一
- 録音制作 - ザックプロモーション
- スタジオ - 新坂スタジオ
- 効果 - 佐々木純一、井上裕(アニメサウンドプロダクション)
- 現像 - IMAGICA
- コンテ・演出 - 山田ひろし、うえだひでひと、澤井幸次、久保多美子、小林哲也、やまざきかずお、茂木智里、貞光紳也
- 音声多重企画協力 - サンクテール
- 制作 - タツノコプロ
WikiPediaより
概要 §
どてらを着てヒーローに変身するドテラマンとドテラピンクがインチ鬼大王の魔の手から世界を救います。タツノコのギャグアクションです。
感想 §
アニメが一時的にパワーを失ったかに見えた時代に差し込んだ一筋の光……のように思えた作品です。しかし、ドテラを着たヒーローとは、やはり冬季限定であり、長続きはできなかったのでしょう。
さて、このアニメは音声多重放送を売り込むという意図があり、そのための音声チューナー「音多おに蔵」のCMも流れていました。本編でも、おに蔵の秘密トークとして、副音声で本編では喋らない(なーもなーもとしか言わない)おに蔵の言葉が流れていました。当時、テレビは音多対応ではなかったものの、音多対応のビデオがあったのでそれを経由して聞いていました。
しかし、そういうギミックは実はどうでもいいことで、やはり内容が面白かったのです。
インチ鬼大王を始め、いちいち「鬼」の字が付く敵。斉藤由貴のようなサイコーユ鬼ちゃんとか。ユ鬼ちゃん最高! みんな見る前にバカにしていたくせに、サイコーユ鬼ちゃんのエピソードを見せるとみんな「ユ鬼ちゃん最高」というし。
それはともかく、WikiPediaによると以下のような状況です。
現在の再放送等では、第7話が欠番になっている。これは、保管されていた現像所(IMAGICA)のミスにより、放送用の素材が使用できなくなったためらしい。AT-Xでの放送の際、第6話に第7話の次回予告が付属しており、サイコーユ鬼も映像に映っていた事から、斉藤由貴との肖像権の問題ではないと思われる。
つまり、サイコーユ鬼ちゃんのエピソードはもう見られないわけですね。もうユ鬼ちゃん最高と言えないわけですね。
でも、ヒロインは思春鬼。これも可愛いのだね。思春鬼がいいかサイコーユ鬼がいいかは微妙なところだぞ。
変身すると性格が逆転するドテラマンもいいぞ。ドテラピンクも変身すると急におしとやかになるし。
それから、最初のエピソードだったかな。大仏が動くという話があるのだけど、動いて砂浜に座っていた大仏はまさに猿の惑星。自由の女神ならぬ大仏。
インチ鬼大王の正体が近所の零細企業の経営者というのもいいですね。
しかし、こういうアニメもめっきり無くなってきましたねえ。