いい加減、娯楽がないと死んでしまいそうな状況だったので見てきました。14日まで待てば1000円だって言うのに。(3D料金は別として)
とりあず、見たい映画を全て見るのは既に諦めているので、新規上映のWを選択。3D上映を見てきました。
ゴセイジャー §
ゴセイジャーにはそれほど思い入れはなく、Wとセットなので見たという状況です。
ヒロインの異星人は日本人みたいな顔だし。(変な色のかつらすらかぶってない)
味方が5人で護星ナイトまで出たら人数多すぎだし。
相変わらず「こうなったらメカ戦だ」という感じでもう1回ロボに乗って戦うし。
良いところはない……かと思いきや。
実は、冒頭の宇宙船チェイスや、巨大化した後の特撮のセットの凝り方など、意外と見所は多い感じです。テレビシリーズ以上のスケール感は確かにあります。次の戦隊の乱入もないし。ストーリー的には実は人数が多すぎることはなく、アラタとヒロインの2人だけで進んでいくような感じでそれほど複雑ではないし。
というわけで。巨大ロボも変身後のスーツもなくていいけれど、それはテレビのお約束でありスポンサーの都合として度外視すれば、3Dの大画面で楽しませるという意味で上手く絵を作っていて良かったのではないでしょうか。
ちょっとすべったかな、という感じでしょうか。映画として一本立ちしているかというと、微妙。かといって、映画館で見るTVスペシャルというには、テレビでは既にフィリップの過去が明らかになって、園咲家の全員集合もなってしまったので、少しストーリーが古めという気もします。ライダー大戦2010の時のような構成上の仕掛けもないし。3Dでの見せ方の工夫に特化した感じでしょうか。
ちなみに、ヒロインが実質的に「おばちゃん」というのは大胆でよし。
それから、「本当の息子はフィリップじゃない」ということを証明するにあたって、「実は本当の息子は死んでいる」という説明は使えません。フィリップも死人なら敵も死人軍団だから。どうやって証明するのかと思ったら、ああいう方法で証明したとは。
もう1つ。すっかりアクセルの「へん……しん」にも慣れましたね。というか、最後はあれが来て始めて「来た来た!」と思えるようになりました。
しかし、仮面ライダーオーズの乱入は余計だったかな。ディケイドなら他のライダーの乱入はあってよいのですけど。
あとの感想はネタバレ防止。
それから、天井の雨漏りが実は重要な伏線で、最後の逆転の切り札、T2ジョーカーが最初から手元にあったという展開は良かった!
もう1つ。そうか、ライダーの左だから、左翔太郎なのか。今頃気づくとはうかつ
どうでもいい余談。ルナって、レインボーダッシュ、1月の化身だよね。