感想・プラネタリウム映画「仮面ライダー～恐怖の地球温暖化計画～」

　というわけで、見てきましたよ。

　当初、ライダーが地球温暖化を語るプラネタリウム映画ということで、ろくなものじゃないだろう、と思っていました。しかも出てくるライダーは1号2号メイン。技の1号力の2号ですよ。

　ところがどっこい意外と良くできているのだ。低予算でも工夫次第というのが良く分かります。

お茶目な戦闘員 §

　戦闘員がおちゃめなのだ。止め絵で噴き出しの文字で喋るだけで、台詞は全部「イーッ」。でも、なかなかお茶目で可愛いのだ。

顔を出さない §

　ライダー1号2号は変身後だけ。顔は出ません。Wのみ2人の変身前の顔が出ます。ドラマ上、おそらく主要な平成ライダー全員がイースター島に集まっているはずですが、単に静止画で喋らずに出てくるだけです。

雄大 §

　遺跡の映像など、でかい全天スクリーンを使った映像のスケール感はさすが。

地球温暖化はあるの? §

　実はよく聞くと地球温暖化はあると断定はしていません。地球温暖化推進というショッカーの計画があるということと、科学者の多数がそう言っているというだけで、映画として断定はしていません。

主役 §

　主役はライダーじゃなくて、見ている君たちだ。自然を大切にしよう、というのが結論。実は、ここで比較されているのは行きすぎた森林伐採で滅んだイースター島という話であって、温暖化は直接関係ありません。森を大切にしようという結論は別に温暖化とは関係なく肯定できることで、別に問題はありません。しかも、主役はライダーではなく見ている君たちです。いい終わり方ですね。