「ACE COMBAT ZEROのとき、裏ゲームというのものを見いだした」
「昔、そういう話があったね」
「同じゲームでありながら別のゲームにも等しい感覚で遊べる」
「それで?」
「実はACE COMBAT 6にも裏ゲームがあったと気づいた」
「というと?」
「ACE COMBAT 6の表ゲームとは、CFA-44を入手してADMMとEMLを撃ちまくってタイムアタックする遊び方だ。あるいはスコアを狙ってもいい。オンラインのラインキングにも意味がある」
「うん。じゃあ裏ゲームは?」
「プチプチだ」
「は?」
「パッキングのぷちぷちを潰す遊びがあるだろう?」
「うん」
「あれと同じだよ」
「ええっ?」
「CFA-44以外の機体で出撃するとそれほど強力な特殊兵装があるわけではない。数も十分とは言えない」
「うん」
「だから。そこで発生するのは機銃とMSSLを使って膨大な敵を1つ1つプチプチと撃破していく快感なんだよ」
「ええっ?」
「敵の数は想像を絶するほど多い。それがACE COMBAT 6だ。だからな」
「群れなす翼の大戦場だからね」
「ならば絶句するほど多い敵は何のため?」
「ウザ過ぎるという感想もあったけどね」
「でもさ。テンポ良く超低速で1つ1つ潰していくと、それはそれで快感なんだよ。潰す対象が多いこともね」
「なるほど」
「というわけで、あえて低性能機で出てプチプチを堪能するのがACE COMBAT 6の裏ゲームだと推定したい」
「それが気持ちいいってわけだね」
「オンラインのランキングで上位には絶対行けないけど、オンラインなどくそでも食らえと思うならこれもあり得るぞ。というか、このゲームを長く遊ぶ秘訣だろう」
「ランキングはすぐ頭打ちになっちゃうからね」
「おいらも、6のプレイがその領域に入ってきた。というか意外と楽しいぞ。楽しいから飛んでいるわけだけどね」