PDC10 Japanの会場は無線LANフリーだったので、利用しました。デバイスはノートPCではなくアドエス(Advanced/W-ZERO3 [es])です。
結果として、VPN+リモデスで仕事場のマシンを操作できたし、他の通信も自分でダイヤルアップするよりかなり速くなりました。(ただし、ダイヤルアップしたときはそれほど速い回線を使っているわけではない)
他には帰りの道順を確認するためにMobile Google Mapsも見ましたが、そこで思ったことはこれ。
- 回線が速いだけで見違えるように快適さが上がる
- 高速回線+Advanced/W-ZERO3 [es]でほぼ満足できてしまった
この満足度の高さは予想外。
たかが通信速度の差でしかないのに。
感想 §
「で、これがどういう意味を持つの?」
「愛本さんとか、安藤ロイドさんっていったいどんな付加価値を更に付けてくれるのかな? それは本当に価値がある付加価値なのかな?」
「なるほど。それが君の知りたいことなんだね?」
「いやいや。アドエスに対して必要なのはメモリでもCPUでもなく回線速度だと分かったので、後継機はそこを重視して探せばいいと分かった」
「なるほど。愛本さんか安藤ロイドさんかってことは重要じゃないってことだね」
「そこは別の意味で問題がある」
「どういうこと?」
「VPNとかリモデスってのは、どちらかといえばビジネス系の継承性を重視する機能だからね。既存のネットワーク、サーバにサクッと繋がることが重要。その点で、WindowsベースのVPNサーバを経由して、Windows PCにリモデスするとすると、実はMS製品の方が有利かも知れない」
「それって世間で言うとドマイナー路線だろ。流行る兆しも見えない」
「世間はどうでもいいんだよ。うちのネットワークとの接続性が問題なんだ」
「でもさ。きっと愛本さんや安藤ロイドさんの取り巻きが、うちのデバイスでもできると必死に訴えてくると思うよ」
「できる、できないの問題ではない。簡単か、安全確実かが問題になる」
「1日がかりで調べてそれでも分からず3回ぐらいネットの質問を投げてやっと動くようなレベルでも『動く』と言い張れるけど、それはノーサンキューってことだね」
「そういうのは無駄に勤勉な若い人がやってくれ」
「そんな、無駄に……って若い人が怒るよ」
「ははは。構わん、おいらも若い頃は無駄に勤勉だったからな。怒るかも知れないが、たぶん間違いじゃない」