スタッフ §
- 公開 2001年12月22日
- 原作 - 広井王子
- エグゼクティブプロデューサー - 大月俊倫
- スーパーバイザー - あかほりさとる
- キャラクター原案 - 藤島康介
- キャラクターデザイン - 松原秀典
- メカデザイン - 明貴美加
- エグゼクティブコーディネイト - 田中誠悟・名越康晃・安田猛
- 製作プロデューサー - 澤公司・奥村圭作・水野丈一
- プロダクションスーパーバイザー - 大場規勝
- コンテ - 本郷みつる・西村博之・中津環・木船徳光・竹内敦志
- キャラクターデザイン - 齋藤卓也
- メカニカルデザイン - 竹内敦志・上村秀勝
- プロップデザイン - 高橋英樹・関口可奈味
- 作画監督 - 齋藤卓也・石原満・黄瀬和哉・石井明治・大久保宏・すしお
- 3DCGI監督 - 木船徳光
- 音響監督 - 三間雅文
- 音楽監督 - 田中公平
WikiPediaより
概要 §
人気ゲームのサクラ大戦の映画化です。ストーリー的にサクラ大戦3と4の中間に位置し、サクラ大戦3のエンディングで急遽帰国を命じられた主人公が、映画の終盤で日本にやっと戻ってきて参戦するという展開があります。
感想 §
この作品の凄みは、先頭よりもステージにあります。最初にステージで歌うシーンは、カメラが歌劇団の周囲をぐるぐるまわり、各キャラに近づいたり遠くなったりします。これは3Dのダミー人形で先に映像を作り、それに合わせてアニメーターが手描きで作画したのでしょう。かなり凝っていますが、この路線はその後、ほとんど継承されていません。CG屋とアニメーターは仲が悪いからでしょう。CG屋は自分でキャラまでモデリングしたいし、アニメーターはCGで決められた枠に合わせて創造性のない作画をするのが嫌でしょう。というわけで、この映画がほぼオンリーワンです。
それから、蒸気機関車がいいですね。長々と時間を掛けて転車台に降りてきて、発車するとあっという間に地下鉄の駅を駆け抜けて目的地に到着します。走行時のみ広軌の線路が出てくるという描写もいい。