「オーマガである」
「2巻だね」
「表紙の折り返しの言葉で良く分かった」
「何が?」
「オーマガは編集者が付けた略称で、オフィシャルである」
「オータム・マガジン略してオーマガ大ピンチ!」
2巻の感想 §
「バトル展開になってイマイチという話も以前に小耳に挟んでいたが、こういうことか」
「どうなんだ?」
「バトルはバトルでも動物バトルで、動物の特徴がよく描かれているし、それを活用したバトルならいいや」
「どういうこと?」
「だから、頭で考えた設定を根拠にしたバトルって薄っぺらくてつまらないのはその通り。でも、根拠が現時の世界に求められるなら、また話は違ってくる」
「マグロは泳いでいないと窒息するとかそういう話だね」
「それに敵と味方が綺麗に区別できなかったり、割と面白いよ」
「それで?」
「好きなキャラは鉄火マキだね」
「海の色っぽい女性というと普通は人魚とかイルカとかに行くのだけど、ここではマグロってのはいいね」
「しかも、おつむが少々弱いのも可愛いところだ」