2011年02月01日
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SPACE BATTLESHIP ヤマトのサントラは両巨匠にリスペクトしていた?

Written By: トーノZERO連絡先

「1つ重要なことが分かった」

「なに?」

「宮川泰による交響組曲宇宙戦艦ヤマトは俗説ではオーケストラ音楽と言われるが実際はビッグバンドだ。エレキやドラムがいる世界だ」

「うん」

「しかし、羽田健太郎による交響曲宇宙戦艦ヤマトは、オーケストラ音楽でエレキもドラムもいない。バイオリンとピアノがいるだけだ」

「かなり違うね」

「そこで問題は、SPACE BATTLESHIP ヤマトのサントラだ」

「うん」

「どっちに近いと思う?」

「宮川メロディー使ってるから前者?」

「実は、もっと複雑であることが分かってきた」

「どういうこと?」

「SPACE BATTLESHIP ヤマトの音楽世界にはドラムセットはいないので、そういう意味では羽田健太郎系の音が出ている」

「うん」

「厚い音が出ているというのは、そういうことだ」

「そうか」

「でも実際にやっている音楽のリズムの取り方はむしろ宮川泰に近い。リズムが強く、しかも過激だ」

「ええっ? どういうこと?」

「だから、編成に関しては羽田健太郎に近い方法論を採りつつ、そこで演じる音楽は宮川泰的という形で、両巨匠に敬意を表する折衷型というわけだ」

「それはけっこう入り組んだ特徴だね」

「そうだ。ちょっと把握するのに手間取ってしまった」

「それで、その解釈はどこまで信じていいの?」

「さあな。分からんぞ。ただの思いつきだからな」

だがしかし §

「音楽の話はまだ先がある」

「ええっ?」

「交響組曲の構成に決着が付きそうな話とか、もっと他にもな」

「どんな話?」

「テーマが違うので、またこんどな」

オマケ §

「もうちょっと具体的に説明を頼むよ」

「たとえば、SPACE BATTLESHIP ヤマトの4曲目、『波動砲発射』なんていうのは強い明瞭なリズムを刻んで、その点はまるでディスコアレンジだ」

「そうか」

「でも、ドラムセットはいないし、ダンス曲でもないからそこはディスコアレンジとは異質な世界だ」

「確かに違うね」

「しかし、今になって気付いたが、羽田健太郎であっても劇場版マクロスのサントラにも凄くリズムが強く出ている曲があるのだが、宮川リズムとハネケンリズムは明らかに違う。作曲家の個性が出ているところだ。更に佐藤リズムも違うが、宮川リズム寄りのリズム作りをしてくれていると感じる。まあ、単なる印象でしかないけどな」

オマケ2 §

「TOHOシネマズのサイトでSPACE BATTLESHIP ヤマトの上映終了が2/10と出ていた」

「そうか。ついに終わるのだね」

「ファイナルオペレーション発動だ」

「具体的に何をするの?」

「未定だ」

「ぎゃふん」

「まあ、SPACE BATTLESHIP ヤマトを見る以外のことはまずできないけどな」

「そうか」

「あと、残った時間で50回見るのも無理だ」

オマケ復活編 §

「ヤマトの発進が急に見たくなって復活編BDを再生したら、途中で少し飛ばしたものの第1艦橋へのメッツラー来訪1回目まで見てしまった」

「勢いがあるってことだね」

「まあいろいろ複雑な思いも出てきたがそれはさておき」

「何かあったの?」

「SPACE BATTLESHIP ヤマトのCGに関しては、モデリングに頼りすぎで、カメラとライトに不満有りということを述べていた」

「うん」

「でも、復活編のCGはモデリングに頼りすぎず、カメラとライトが凄く良かった」

「じゃあ、復活編は合格なんだね?」

「そうだ。できが良すぎて強い印象に残ってないだけで、あらためてじっくり見ると凄くできがいい。復活編を見ればぬるい単調なカメラなんてサヨナラだ」

「上映は1年早いのに皮肉だね」

「ただキャラは生身の人間の気迫だけSPACE BATTLESHIP ヤマトの方がやや優勢。別に復活編が悪い訳ではないのだけどね」

「難しい悩ましさだね」

「ちなみに余談だけど、テクスチャの使い方も復活編の方が上手い気がする」

「そうか。って、良く分からないけど」

「ちなみに、ライトの使い方が上手いということは、影の使い方が上手いことに通じる。その点で、再放送の銀魂の新OPの黒猫とカラスが出てくる奴。あれは影の使い方が上手い。アニメは、影の使い方が下手であることが多いと批評されることがあるので、これは果敢な挑戦だろう」

「そうか」

「そういう意味で、復活編はベテランが人生の頂点でお手本になるような映像を作っているが、SPACE BATTLESHIP ヤマトはかなり荒削りな次の時代への祖型ってことなんだろう」

「実際、復活編が西崎さんの人生の頂点だったわけだね」

「そのあとで、亡くなられてしまったからな」

「でも、山崎監督はまだ頂点に達してないね」

「次はもっと上手くやれそうだと言ってるぐらいだからね」

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