ぶっちゃけ、仮定の積み重ねで当てになりませんが。
3回変化した北沢用水の取水口のうち、最初の1つの場所を推理しました。
下図A点です。
ただし以下の点に留意して下さい。
- N点から先は割愛
- 明治初期の流路改修が想定されるので途中径路は違うかもしれない
- C点~D点間は細長い道路上の空き地が残り不自然。玉川上水とは別の細い水路跡の可能性あり
- K点以降は既に想定した「いなげや前支流(仮称)」支流そのもの
- 随時、南に向けて分かれる流路が想定される
- H点付近は標高が高くなっているが既に述べた通り人工的な盛り土の可能性あり
さて、問題はなぜA点かです。
A点を選んだ根拠は以下の通りです。
- 過去に自分が想定した点である
- 他の文献でもこのあたりが候補地として上がっている
- 北沢分水の流路の1つがすぐ近くで90度曲がっていて不自然。分水点が1つめから2つめにかわったとき、2つめの分水点から1つめの分水点から続く水路に水を流す径路として準備されたと想定できる
余談・A点からK点の水路はありか? §
ムードとしてはありそうな印象を受けました。特に一部は道路が広く最初から道路として整備された空間に見える場所もありますが、狭くジメジメして施設の裏ばかり見える場所もあります。そういう場所は水路跡っぽい感じですが、はたしてどこまでがそうなのか……。難しいところです。
感想 §
この仮説を採用すると、いきなり北沢用水が縁遠いものから身近なものに変わります。何しろ、一部は小学生時代の通学路そのものですから。これはびっくり。
いや、にわかには信じがたいのですが、いちばん矛盾の少ない説明をまだまだ追求中。最終結論ではありません。単なる仮説です。