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2011年06月01日
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感想・映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」

Written By: トーノZERO連絡先

「わお。昨日『情婦』見たばかりじゃん」

「実は失敗したのだ」

「なぜ?」

「明日は1日で、1日は1000円で見られることを忘れていた」

「しかし、午前10時の映画祭にのめり込みつつある君が、なぜ新作映画を?」

「実はそれには別の理由があるのだ」

「その理由とは」

「実は、このあいだ驚異の世界! 私掠船を飛び越えたゴーカイジャーという文章を書いたとき、そこでは言及しなかったあることに気付いたのだ」

「あること?」

In the manga/anime series One Piece, the Shichibukai are loosely based on the concept of Privateers.

(中略)

In the 2011 film Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides, Hector Barbossa is a privateer on the Court of King George II.

「えっ?」

「前半は、上記の文章で取り上げた。ワンピースの王下七武海は"loosely based on"で私掠船のコンセプトが元になっている」

「そうらしいね」

「しかし、問題は後半だ。"Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides"のHector Barbossaは、キング・ジョージ2世配下の私掠船ということになる。とても気になるじゃないか。まあ、この説明はそのまま解釈するとおかしいけどね」

「どうして?」

「その話は後でする」

「そうか」

「というわけで、この映画は私掠船(privateer)関連であるということで、別の種類の興味を惹いた。もう、普通の映画はみんな見逃しても構わないと思っていたが、この映画は見たいと思った。これが見た理由だ」

3Dの問題と吹き替えの問題 §

「3Dの吹き替え版を見た」

「なぜ吹き替え?」

「だらだら見たかったからだ」

「元俳優の声にはこだわってない、ということだね」

「そうだ」

「で、3Dメガネはどうした?」

「100円追加出払って、新品をもらった」

「やはり、汚れとか傷が気になる?」

「100円の追加で済む問題なら新品を使いたい」

用語の問題 §

「と言うわけで、用語の問題に戻ろう」

「うん」

「実は、この映画はprivateerを含むが私掠船という船は含んでいないみたいだ」

「えっ?」

「privateerというのは、実は船とは限らない。英語版WikiPediaから引用しよう」

A privateer is a private person or ship authorized by a government by letters of marque to attack foreign shipping during wartime

「なるほど。person or shipだから、shipとは限らないわけだね」

「だから、privateerイコール船ではない」

「でも、それでは私掠船の映画にならないじゃん」

「そうだ。ならない。では、日本語のWikiPediaではどう解決しているのだろうか」

「どうなの?」

WikiPediaのパイレーツ・オブ・カリビアンの登場人物から引用しよう」

4作目では、黒ひげとの戦闘でブラックパール号と片脚を失い、復讐のために英国王ジョージ2世に仕える私掠海賊となってジャックの前に現れる。

「私掠海賊!」

「そうだ。私掠船では無いのだ。私掠海賊と表記されている。しかし、リンク先は私掠船だ。では日本語版の私掠船の説明はどうかといえば、以下のとおりだ」

私掠船(しりゃくせん、英語:privateer プライヴァティーア、プライヴァティア、プライバティア)とは、戦争状態にある一国の政府からその敵国の船を攻撃しその船や積み荷を奪う許可、私掠免許を得た個人の船をいう。

「こっちは、船の定義しかないね」

「そういうことだ。だから、両者はイコールではない」

「どう判断したらいいの?」

「やはり私掠船 or Privateerという概念は日本では普及しておらず、しかも分かりにくいと思うべきだろう」

感想 §

「それで感想はどうなんだい?」

「とりあえず、シリーズ4作目だが、初めて見るのがこれだ」

「そうか。それで面白かったの?」

「つまらない映画では無いのだが……」

「だが?」

「少し詰め込みすぎて長すぎという感じもある」

「そうか」

「あと、話がけっこう複雑で分かりにくい」

「複雑?」

「結局、スペイン、イギリス、黒髭、主人公の4勢力が入り交じる」

「数が多いわけだね」

「それだけじゃない」

「えっ?」

「イギリスは私掠海賊に指揮された軍人が出てくるのだが、海賊だったのに海軍を率いているという分かりにくい状況になっている」

「そうか」

「主人公の位置づけも分かりにくい。誰が敵で誰が味方か分からない。たとえば、主人公の船の航海士であるジョシャミー・ギブス航海士は、地図を盗んでいて味方かどうか分からないが、最終的に味方だ」

「ではどう評価する?」

「前半は文句なく面白いのだが、人魚が出てきたあたりから迷走した感じだな。人魚は人魚だけで映画のテーマになる。別の話に混ぜ込んで済むようなものでもない感じだ」

「なるほど」

「でも、人魚の誘惑に負けて最後に海の中に連れて行かれる神父は良かったな。やはり人魚は凶悪で怖い」

オマケ・ワンピース §

「ワンピースをけっこう連想しちゃったよ」

「どのへんが?」

  • 黒髭ティーチが出てくる
  • 航海士が若い女
  • 船首から火を噴いてまるでガオン砲
  • 自分(偽物)が仲間を集めていると本物が聞いて驚く
  • 自分の船を持たない冒険が続く
  • とんでもない人魚が出てくる
  • ゾンビが出てくる

「しかし、おそらく背景には共通の元ネタがあるってことだろう」

「どうしてそう思うの?」

「特に最近の展開に関して言えば、時期的に同時並行で走っていてどっちがどっちを意識することも不可能と思われるからだ」

オマケ §

「『パイオーツ・オブ・カリビアン ~カリブのパイ賊~』というネタを考えたがまあいいか」

「何を考えてるんだ」

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