フリーミッションノーマル攻略の進行 §
- Mission 11 Launch
- B-1B
- PAK-FA
- RANK B
- RANK 2になった
- コールサインViking追加
- リトライしたけどRANK B
チェックポイントから再開したらCになるのかと思ったら違うようで。
本題 §
「やっとわかった」
「なにが?」
「レッドムーンの意味だよ」
「赤い月?」
「ミンメイの歌にシルバームーン・レッドムーンというのがある」
「そうか」
「バルキリーをデザインした河森正治デザインのオリジナル機も含めて考えると、ACAHの裏主題はマクロスのリスペクトかも知れない」
「まさか。三段変形はしないじゃん」
「だからさ。バトロイドはオモチャメーカーの都合で要求された『本来は要らないもの』という立場から作られているんだよ」
「えっ?」
「実はそう考えるといろいろなことが分かってくる」
「なに?」
「ACAHにはこれまでのシリーズに無い外付け機銃という兵装がある」
「うん、それが?」
「バルキリーの主兵装はガンポッドなんだよ。ファイター形態では胴体下に釣り下げられているがバトロイド形態では携行武器になる」
「それは確かに影響があり得る」
「そこで深読みモードを発動すると別の光景が見えてきた」
「なに?」
「Motherlandというミッションがあるが、ミンメイのマイ・ビューティフル・プレイスという歌の歌詞は『母の腕の中、思い出し、豊かな大地よ』なのだよ」
「母の大地かよ」
「Nightmareというミッションもあるが、これは撃墜される悪夢。一方で、マクロス第17話『ファンタズム』は墜落して見る悪夢」
「むむ」
「更にそこまで来ると、ACAHの本質がおぼろげに見えてくる。板野サーカスなんだよ」
「別にミサイルはたくさん飛ばないよ。ADMMがマイクロミサイルっぽいというのなら分かるけど」
「板野サーカスとは何か。細かく描き混むことでも激しく動かすことでもミサイルを多数飛ばすことでもない。視点と動きの快感にこそポイントがある」
「えっ?」
「だからさ。昔から『今や板野サーカスは誰でもできる』とほざいたアニメ関係者もいるけど、大嘘だ。それっぽく表面的に似せられるだけで実際は粗悪な模倣品にしかならん」
「それで?」
「ADMMがマイクロミサイルっぽいのは、嘘では無かろうがそれで板野サーカスになったわけでは無い」
「うん。それはなぜ?」
「ミサイルを多数発射することは板野サーカスの本質とは何も関係なかったからだ」
「じゃあ、何が本質なんだよ」
「至近距離から激しく動く敵に銃撃し、一瞬で攻守が交代するような映像。そして、破壊のビジュアルショックだ」
「えっ?」
「マックスが行ったような戦闘は、通常のゲームシステムでは万人にできるものではない。何しろ彼は天才だからな」
「システム的に天才でも無理だよ」
「そうだね。でも、システムが可能にしても天才では無い一般プレイヤーには無理だ」
「うん」
「でもさ。ACE COMBATというシリーズは主人公を英雄気分に浸らせねばならない。嘘でもな」
「何が言いたいんだよ」
「DFMとかCMの存在によって、システム的に凡人がマックス気分を味わえるのだよ」
「えっ?」
「DFMに入れば、振り切られない限り敵機を至近距離に捉え続けることができる。本来なら天才にしかできないことがシステム的に保証される。しかもCMで一瞬のうちに攻守が交代できる」
「そうか。『もがれる翼の断末魔』っていうのは、板野サーカス・リスペクトの別名なんだね」
余談 §
「ララビット限定版に付いている冊子。実はあれは昔買ったVF-1 VALKYRIEという同人誌に印象が似ている」
「どうして?」
「その同人誌は未来世界のミリタリー本の体裁で、F-14の写真から尾翼を消してVF-1に見せかけているという(表紙のイラストは違うけど)。本当はどうかは知らないが」
「それで?」
「ACAHの冊子は空自の基地で空自機を移した写真に河森デザインの架空機を合成した写真があったりして、ノリが似ていると思った。架空世界の未来から書かれた本という体裁も似ているしね」
余談2 §
「戦闘機はバルキリー相当である」
「うん」
「ポリシーからバトロイドは要らない」
「うん」
「でも、デストロイドまで否定されるわけでは無い」
「ミリタリーテイストがかなり入ってるからね」
「では、デストロイドはどこに行けばいい?」
「うーん、世界観的に入る余地が無いよね。Gears of Wareのパワーローダーみたいなのが出る世界じゃ無いし」
「だから次善の策としてヘリがデストロイドの立場を占める」
「えっ?」
「しかし、デストロイドには特大のモンスターがいた。あれはどうすればいい?」
「えーとえーと。でかいヘリ?」
「巨大なAC-130だよ」
「そうか。ヘリとAC-130はドアガンナーで撃つという意味では同じなんだ」