Plotier 1.2をリリースしました。
このバージョンの目玉は §
このバージョンの目玉は、GPS情報が埋め込まれたJPEGファイルをまとめて選択して登録できる点です。自動的に位置を判定して写真を配置します。小さなサムネール写真データが埋め込まれるので、マーカーをクリックすると写真が見られます。
もう1つは「誰でも使える化」です。パラメータ指定でKMLファイルを読み込む機能性は最初からありましたが、もっとパラメータを増やして自由に使えるようにしました。Silverlight用のXAPファイルも公開して入手可能にしたので、HTMLファイルを自由に編集できる人なら簡単に取り込んで使えると思います。
その他 §
リードオンリーのモードもサポートしましたので、見せるだけの場合は編集機能を止められます。その際、ダブルクリックはマーカー追加の機能からズームインの機能に変わります。
保存ファイルのGoogle Earthとの相互運用性も試してみました。PlotierでセーブしたKMLファイルが、一応Google Earthに読み込めるようです。ただし、互換性の無い情報は欠落します。
ご注意 §
キャッシュに旧版が残っている場合があります。簡易説明ボタンを押して、バージョン1.2.4374.23654と表示されない場合はお使いの実行環境のPlotierが更新されていません。Webブラウザのキャッシュをクリアしてから再読み込みをお願いします。IE9でもFirefoxでも、サーバ上で更新されているのに実際に実行されるファイルが更新されない現象を確認しています。
ジオジオ団について §
ジオジオ団は、うちの会社のジオグラフィック情報ソフトの商標です。AzureやWindows Phoneでは、全くアピールしても暖簾に腕押しなので、ジオグラフィック情報にアピール点を変えてみます。各種緯度経度情報、GPS情報、HTML5のジオグラフィックAPIなどをやって行きます。iPhoneやAndroidのアプリも作成する予定です。
将来的にはPlotierも改良の構想がありますが、今のところは全て未定です。Silverlightを使わないHTML5オンリーの閲覧アプリなどもあればいいと思いますが、どこまで時間を取って作れるか……。
一応、以下のようなアイデアはあります。
- クラウドストレージ連携
- スマホ連携
- HTML5対応
- より強力なスタンドアロン版のオーサリング
ちなみに、HTML5は1つのポイントです。MagSite2の開発コンセプトはHTML5対応ですが、一方でジオジオ団として進めて来たジオ情報活用もHTML5のジオグラフィックAPIに突き当たって、意図せずしてHTML5が重要キーワードとして浮上しています。もちろん、昔からよくある機能をプラグイン不要にするだけではあまりアピールしません。新しいことをやっていかないとダメでしょう。そういう意味で、位置情報の活用は新しい何かを切り開ける可能性があると思っています。