2012年02月20日
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37巻・344時間目の最初のページの航空機は何か

Written By: 川俣 晶連絡先

「344時間目の最初のページの航空機は何か」

「何なの?」

「おそらく、九九式艦上爆撃機だ」

「なぜそう思ったの?」

「尾翼全部の形状や、主翼下のパーツとか、そのへんがおおむね符合したので」

「そのことに何か意味があるの?」

「九九艦爆といえば、第2次大戦機だ」

「古いじゃん」

「でも、戦勝国のアメリカでは第2次大戦機が実際にまだ飛んでいる。ACE COMBAT ASSAULT HORIZONの効果音収録でB29の実際の音を収録していたのも記憶に新しいね」

「軍用機が生きてるのか」

「エアレースでもかなり生き残っている」

「えっ?」

「だからさ。エアレースで第2次大戦機がまだ飛んでいるのは、実は『日本機』という条件を外せば無謀じゃ無い」

「でも日本機だよ」

「だからそこはファンタジーなんだよ」

「夢があるってことだね」

久々 §

「久々に調べたなあ。最初、九九艦爆かどうか自信が無くていろいろ単葉固定脚の日本軍機を片っ端から調べたよ。九九式襲撃機とかも。幸い単葉機が固定脚だった時代は短くてすぐ引き込み脚になって調べる対象は少なくて済んだけど」

「難しい言葉で良く分からないよ」

「それがファンタジーってことだ」

「ぎゃふん」

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