「amazon.co.jp 宇宙戦艦ヤマト2199というページがある」
「見たことあるよ」
「ここで『制作陣のこだわり』の文字の下にヤマトの正面の絵がある」
「見たことあるよ」
「横の拡大2をクリックしてみたまえ。ただし、Webブラウザによってはウィンドウサイズに合わせて縮小してしまうケースがあるので、その場合はピクセル等倍にして見て見たまえ」
「げー。なんだこれは」
「艦長室に沖田。第1艦橋に真田太田、島、森、古代、徳川、アナライザー、佐渡、相原、南部が描き混まれている。あの巨大な絵に、ここまで細かく描かれている」
「凄いね」
「しかも、何となく色で誰か分かるというレベルじゃない。太田と島の色は同じだが、ちゃんと区別可能に描いてある」
「これが、あのヤマト正面の全体像の一部って凄すぎない?」
「どれだけ手間を掛けて描いてるんだよ、って感じだ」
「どうやって描いたんだろう?」
「おそらく第1艦橋内部は別に描いてあって、縮小して合成」
「PCのパワーがふんだんに使える今だからできるビジュアルってことだね」
オマケ §
「恋と軍艦2巻だが、更に凄いぞ」
「なんで?」
「村祭りを盛り上げようと専用Webサイト作ってTwitterで専用アカウントも作って人気演歌歌手まで呼ぶ町長派と守旧派で村は対立。それは戦時中の軍艦工場の誘致の賛成派と反対派の構想の伝統と結びついて、陰湿な対立が続く、そこに謎のロシア人や、軍艦の山車まででてきててんやわんや。なのに、主人公は中学生なので、『大人になったら分かる』といなされて詳しいことは何も教えられない」
「どんだけドロドロなんだよ。ってか、それが乙女の夢を語る少女漫画なのか?」
「本屋での扱いを見るとひそかに人気があるらしいが良く分かる」
「大人の都合で作った子供向けのきれい事じゃないってことだね」
「しかし、靴ずれ戦線に引き続いて、またキリル文字がでてくるようなマンガを買ってしまった。ロシア万歳状態かよ」
「そんなに?」
「主人公の友達の額にはUSSRって書いてあるし」