「最後のパーツを付けた。これで完全なストーンヘンジの完成だ。あとは乾燥待ちのみ」
「ところで、EX-10ってなに?」
「アッセンブルと来たらEX-10を付けるのが常識だろう」
「えー。そんな常識知らないよ」
「では次回予告だ」
何もかが、炎の中に沈んだ。微笑みかけた友情も、芽生えかけた愛も、秘密も。そして、あらゆる悪徳も同じだ。全てが振り出しに戻った。兵士は死んだ魂を疲れた身体に包んで、泥濘と硝煙の地に向かった。
次回「アッセンブルEX-10」。傭兵は誰も愛を見ない。
「傭兵ってガルム1のこと?」