「ヤマト2199関係で模型雑誌を2つほど(電撃ホビマガとホビージャパン)買ったので、ついでにエースコンバット関係の話題はアルなかと思って探して見た」
「それで?」
「強いて言えば、震電IIが出るという話ぐらいかなあ」
「それはどう解釈すべき?」
「震電IIは実はマクロス人気に頼りすぎて自主性が希薄。話がどんどん変な方向に転がっていって、まず基本の『操縦する』という要素がどこかに消えている感じ」
「どういうこと?」
「つまりさ。模型の飛行機はもうお腹いっぱいなわけ。昔から模型は山ほどあったから。だから手に持って飛行機ごっこする感覚はもういいわけで、ひたすら自分が操縦席に座っている感覚が新しかったわけだよ。それがエースコンバットの長所。そこから模型にまた戻っても、それは『既に終わった話の蒸し返し』に過ぎないわけ」
「じゃあ、ゲームに新しい機種が出ればいいわけ?」
「そうでもない。もう強さのインフレ状態になっていて、ベルクトの次にPAK-FAが出てきても直感的にもう分からない。架空機の乱造と乱用ももうやり過ぎ」
「惨状ってこと?」
「それが、たとえば雑誌類の扱いの小ささに直結してるんだろうね」
「Project Acesは道を踏み外している?」
「良い方向には進んでいないね。まあProject Acesに限らずゲーム業界全般がそうかもしれないけど」